
自分なりに考えた播種法で種もみを播いてみました。
一箱あたり40g・・・もしかしたらもっと少ないかも?
風通しが良く、大きく育てても密に播くよりも田植え機で植えやすいと思います。
無農薬で稲作しようと思えば慣行栽培向けの箱苗でも根本から考え方を変えないといけないと思います。
単に農薬をやらないから無農薬栽培・・・そんな簡単なものではありません。
無農薬のお米は手間がかかるから高い。
でも、そんなんじゃみんなの口に入らない。
できる限り簡単にできる無農薬栽培の方法を見つけたい。
私の目下の目標はそこです。
少しでも簡単に無農薬栽培ができれば無農薬栽培する人が増えるかもしれませんし、自然も守られるかと思います。
▼そういう思いを乗せた苗もそろそろ植える時期になりました。

ただいま4葉期です。
昨年はもっと遅くに植えて異常なまでに早く穂が出て大失敗でした。
でも、味はそこそこ良かったと思います。
▼根っこはこんな感じ。

私独自の播種方法は苗箱に種もみを播いてその上に覆土する方法です。
なぜそうしたかというと、苗箱の形状が均等に薄く播くのに好都合だったからです。
種の下に土がなく、種の上に土があるとどうなるか・・・
結局こうなりました。
土は根に上に上に追いやられてすごく軽く仕上がりました。
これがいいのか悪いのか?それは植えてのお楽しみ。
やってみなくちゃわかりません。
▼ということで田んぼの用意です。

ここは晩秋からヘアリーベッチを育てていた田んぼ。
2枚合わせて5畝半あります。
ヘアリーベッチとは豆科の緑肥作物で、アレロパシー(他感作用)効果により雑草の発芽も防いでくれるという便利な作物。
少しでも楽な無農薬栽培ができますように。
ま、楽といっても慣行栽培に比べればかなりしんどいですけど。
▼2枚の田んぼを起こしました。

もう一つの5畝ちょいの田んぼはすでに代掻きを随分と前に済ませています。
▼ヒエやらコナギやらホタルイやらカヤツリとかがわんさか生えています。

代掻きしても水が浅いとこんな感じですね。
ということはこの先ずっとこんな感じで草が生え続けるかもです。
でも!
▼冬の間中水が溜まっていた場所はなんだか違います。

全く草が生えていません。
水を深くしているかと言えばそうでもなく・・・
▼水深たった7cmそこそこ。

こういった自然現象を感じながら出来る限り楽チンで究極に安全な稲作を目指していきたいものです。
知識は本とか人の経験から得るものではなく自分自身で感じて会得するもの。
本とか人のアドバイスはヒントにすぎない。
そのためにはもっともっと必死で努力しないとです。
私の稲作は本業ではありませんがもう趣味ではありません。
安全なお米を待っている人が年々増えてくださいましたので。
お届けするためにめいっぱい頑張ります!