1箱40g播きの稲苗の様子 | 自然派で行こう♪

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モミ播きから17日たった我流播種の苗たちです。

種モミの下に土はなく、種モミの上に土があります。

苗箱底面の形状を利用した均等間隔40g播種法なので致し方ありません。

この播種法で一番の問題点が根の張りです。

40gという少量の種もみの根をどこまでしっかり張らせるか・・・

根が張ってくれないと崩れてしまい田植え機での田植えはとても植えづらくなります。

手で植えるのならば根の張りが悪くても問題ないのですけど。

近所の営農指導員さんによれば根は下に伸びずに上に伸びるとのことですが・・・

途中経過を見てみるとします。


▼いまのところこれくらいです。


無肥料ではなかなか草丈を稼げないので健苗シートと黒の寒冷紗のトンネルで5日間蒸しておきました。

短かった草丈もこんなになりました。

そろそろトンネルを撤去します。


▼苗箱の中で根を張らせるにはあまりプール育苗しないほうがいい気もしますが・・・


これから何かと多忙なので水やりの手間を考えて水を貯めてプールにします。


▼それにしてもスカスカですね・・・


通気性が良くて病気にもかかりにくそうです。

問題は根っこの張り方・・・

ちょっと見てみるとします。


▼ありゃ~~!!(>_<)


これでは田植えはできませんね・・・

でも、根っこは上のほうに伸びようとしています。

近所の知り合い、伊達に営農指導員やってるわけじゃないですね。

「苗箱の底に種を播いたらどうなる?」という、私の普通じゃない質問にも即答で「根は上に伸びる」と返ってきましたから。

でも、こんな根の張り方じゃダメです。

あと2週間でどこまで根が張ってくれるかな・・・


▼苗箱の底のほうから出た根も気になります。


もしかして切っておいたほうがいいかもしれません。

永田農法の理論で言えば長く伸びた根を切ると毛細根が多く発生するようですから。


▼茎は今の所ひょろひょろです。


3葉期になったら鍛えあげるとします。

いくらスカスカに播いてもヒョロヒョロの苗では全く意味がありませんからね。