収穫した新ニンニクはやっぱりカツオの刺身で。
ということで、カツオを買おうと思ったのですが、いいカツオがないので断念。
とびきりのカツオがあったらまた買おう・・・と、思っていたところに他界した友人のお子さんから電話。
「カツオあるけどいる?」とのこと。
紀州人は良いカツオしか人におすそ分けしようとはしないので絶対に当たりのカツオに違いありません。
カツオ(本カツオ)には当たり外れが多く、臭くて硬くて何とも不味い「ゴリ」と呼ばれるものがあります。
それは釣ってからの状態がわるいのか?もしかしたら病気なのか?とにかくまずい。
包丁を入れた瞬間にゴリだ!と、わかります。
そんなカツオに当たったらその宴は超がっかりなものになってしまいます。
それに対して新鮮な普通の上りがつおはモチモチしててとても美味しい。
しかし、ただ新鮮なだけでモチモチしているカツオも時間が経つと身が硬くなったり臭みが出てきたりします。
そんなただ新鮮なだけでモチモチしているのではない「モチガツオ」と呼ばれるものは1日経ってもモチモチ。
包丁を入れると包丁にネバネバと身がまとわりついて上手く切れない。
味は臭みもなくまるで出来立ての雑煮のお餅を食べているかのような最高の食感。
今回はそのモチガツオをいただきました。^^ラッキー!
お返しに手前味噌を少しおすそ分けしました。
▼刺身の完成♪
自家製無肥料無農薬の新ニンニクをスライスしてカツオと一緒にいただきます。
うっかり1切れ食べたところで写真撮影。
大葉と生姜は購入品です。
▼明日は1日お得意様の事務所に入り浸りなのですが、スタッフの方に迷惑がかかるかな?
と、思いつつも誘惑に勝てるはずもなくパクリ。
う~~ん!!ケンケンのモチガツオは最高ですね~~!!
紀州の美味しいカツオの多くはすさみ町発祥のカツオの漁法「ケンケン漁」にて釣られています。
1本釣り(ハネ釣り)のように効率が良い漁法ではありませんが、1尾1尾丁寧に扱われています。
なので和歌山県はカツオの漁獲高は少ないですが、カツオへの思いやこだわりは強いです。
ところで、モチがつおはなぜ1日経ってもモチモチなのか?
一説によれば種類が違うとも聞きます。
もう今はお亡くなりになりましたが、近くの漁村のお婆さん(魚屋さん)はモチがつおを外観だけで見抜くことができたとか。
それにしてもうまい!
▼こういう肴がある時はビールもちょっと良いビールで乾杯!
やっぱりヱビスはうまいな~♪
▼締めはどんぶり。
ニンニク生姜じょうゆと和えて、大葉と胡麻をふりかけて食べるだけ。
新ニンニクの食感と風味がカツオの味をさらに引き立てます。
あ~~!!日本に生まれて本当によかった~~~!!!!!
と、叫びたくなります。
そして、いつまでも魚が住める美しい海であって欲しいとつくづく思うのです。
原発なんか地球上から消えてなくなってくれないかな~~!(>_<)
でも、戦争がこの世からなくならない限り日本の原発はなくならないんでしょうね。