ギシギシにはヘアリーベッチのアレロパシーは効かない | 自然派で行こう♪

自然派で行こう♪

自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



アレロパシー効果で他の雑草の繁茂を抑えてくれるヘアリーベッチ。

あの厄介なヨモギまでもやっつけてくれるというヘアリーベッチ。

今年1年様子を見て田んぼのみならず、畑や空き地、山の果樹園にも利用しようと思っています。

今まではこの田んぼにはいろんな雑草が生えていました。

その代表がこれ。


▼スズメノテッポウです。


今年は全く生えていないように思います。

キシュウスズメノヒエもウシノケグサも生えていません。

これは恐るべし抑草効果です!

と、思っていましたが・・・


▼畦を歩いているうちにこんな光景を目の当たりにしました。


あれ!?

なにやら大きくそだったヘアリーベッチ以外の草が見えます・・・

なんだろう?

あ・・・スイパの仲間のギシギシです。

それもかなり生えています。


▼しかもめっちゃ元気でイキイキとしています。


ヘアリーベッチのアレロパシー効果もギシギシには効かないようです。

というよりも、この圃場では春までに大きく育たなかったギシギシが今年はすこぶる元気!

生育を助長しています。

ギシギシが有用な作物であったとしたならば、ヘアリーベッチはギシギシの最高のコンパニオンプランツということでしょう。

あの強力なヨモギを抑えることができるのにギシギシには効果がないとは・・・

マングース、ブラックバス、ブルーギル、アライグマ、ジャンボタニシ・・・外来種は何かと自然のバランスを崩します。

長い目で見ればヘアリーベッチにおいてもただそれだけのことなのかも知れません。




基本的に私は稲作中に抑草できればそれでいいのですが、抑草できずとも安全な緑肥として役立ってくれればと思います。

今この現代において100%信頼のおける「作物の食事」は安全な圃場やその周囲の大気で作り出される自然の栄養素しかないと思うのです。