
今までに数回だけ麦を育てたことがあります。
大麦で麦茶を作ったり、小麦でパンを作ったり(作って頂いたり)しましたが、今回は味噌用。
たくさん採れれば手打ちうどんもいいですね♪
冒頭の写真は4年前に育てたユメシホウという強力粉がとれるパン用の小麦です。
種を蒔いたのは11月21日。
そして、翌年の2月8日にはこんなに大きく育ち、驚くことに、もう既に出穂している麦もありました。
▼しかし、これはさすがに出穂が早すぎたようです。

2月の初旬なので当然のことながら霜がおります。
この時に出ていた穂は随分と枯れてしまいました。
この品種は茨城県のパンの町「つくば」の品種なのですが、やはり暖地では成育の違いがありすぎましたね。
最終的には収穫量はイマイチでも収穫はできました。
さて、今回の小麦はそのような事のないように遅めに種を蒔きました。
12月8日なので、前回よりも50日近く遅い事になります。
種袋には9月~11月と書かれていますが、1ヶ月遅い12月。
なんとかなるかな?と思っていますが、どうやらなかなか成育が思うようにいってくれません。
結局、無肥料で育てていますので、余計に初期成育が遅いのでしょうね。
▼2月24日でこの状態・・・

ちょっと遅すぎるような・・・
あんまり遅いと梅雨に入って収穫が困難ですし、病気も心配・・・
▼こちらは点蒔きにした小麦。

条蒔きにした小麦との違いは今の所あまり感じられません。
▼ようやく分蘖が始まったみたいです。

それにしても成育が遅い・・・
麦の収穫が遅くなり、稲の除草作業と同時進行になったらこれまた大変な事です。
除草作業・・・で、気がつきましたが、麦を遅く蒔いたら雑草がほとんど生えていないんですね。
12月に土の表面を削ったから、もうそれからは冬草は生えないのでしょう。
▼前回の麦作では1月にはこんなに草まみれでしたけど・・・

草が生えないって本当に楽チンですね~。^^
その代わり、夏草がより多く生えそうな気もしますけど・・・^^;