
この田んぼで無肥料栽培を始めて4年目の収穫です。
田んぼの持ち主さんのお話ではこの界隈では一番米がよくできる田んぼらしいです。
そのお話の通り、初年度は反当にして8.65俵も採れました。
▼この田んぼはおよそ2.5畝しかないのですが、30kgの米袋に4袋と半分ありました。

これは田植えを手伝ってくださったブロ友さん3名と私とで30kgづつ山分けしました。
それは腰痛で動けない状態でしたが、皆さんのおかげで田植えを終える事が出来たからです。
おまけに初年度は殆どコナギも生えずに草取りも楽チンでしたから。
▼玄米もこの地域にしてはそこそこキレイでした。

無肥料栽培だとやっぱりキレイなお米になるのかな?
と、思っていましたが、それはその年によって違うという結論に達しました。
カメムシが大発生するとやっぱり汚いお米になりました。^^;
▼で、その翌年は反当6俵ちょっとの収穫量。

この年はコナギをなめていたのが原因でした。^^;
この年からコナギを目の敵にするようになりました。
その次は部分的にある品種を実験栽培したので収穫量は不明。
さて、今年の収穫量はどうでしょう?
肥料を入れずに4年目・・・そろそろ収穫量も底に着く頃かもです。
▼先日の水分測定では15%を上回っていました。

本当は一昨日にでも脱穀したかったのですが、ギックリ腰で這いずり回る状態での脱穀なんて無理。
という事で腰をいたわりつつ、本日だましだましの脱穀です。
脱穀しても籾袋を持てるかどうかが心配ですが・・・^^;
いざとなったら救援を呼ぶとします。
▼ハーベスター(コンバインですけど)を田んぼに持ち込んで脱穀します。

まずは食用のお米。
▼う~ん・・・まさかこれだけ!?

籾袋に3袋と半分ちょっとしかありません。
やっぱり田植えが遅くなり、早期異常出穂したのが原因かな・・・
それとも、やはり土の栄養不足か・・・
でも、大した病気にもならずに収穫できた事は喜ばしい事です。
来年は苗代の苗を植えるのはもうやめよう。
1人農業では時間がかかりすぎて何もかも狂います。
▼これは種もみ用に脱穀します。

脱穀の回転数をおとして籾に負担がないように脱穀しました。
本当なら足踏み脱穀機を使う予定でしたけど、この腰では絶対に無理。w
▼これだけありました。

▼籾袋に1杯ぎっしり。

こんなに必要ないかも・・・
少し食用に回すとします。
コンバインに積んだまま車まで運び、モミスリセンターに運びます。
▼モミスリセンターに持ち込んでモミスリ開始。

なんだこれ!?
うわ~~!!!
▼とんでもない量の小米が出てきます。

しかも、モミスリセンターの人にうちの小米を他の米と混ぜられている・・・
小米いらないと思っているのかな?^^;欲しいのですけど・・・
ま、いっか・・・
▼で、収穫量はというと・・・結局これだけ・・・

60kgと5kgそこそこ・・・。
あまりにも少ない!!!(T_T)
種もみ用に取ってある籾を入れても75kgほどしかありません。
反当にすると・・・300kg?
まさかの5俵しか収獲出来なかった事になります。
う~ん・・・やっぱり無肥料栽培を繰り返すと年々収穫量は減ってくるようです。
減収は覚悟の上なので焦りはないものの、ちょっと寂しすぎる収穫量です。^^;
出穂するまで丹念に草退治をしたのですけど・・・
▼残こすはあと1枚の田んぼのみ。

この田んぼでの稲作は私は初めてです。
それまでは3年間自然農畑でした。
雑草の養分がたっぷりだと思います。
出来栄えはそこそこに思えますが、稲穂が出てから水が田んぼにありません。
収穫量はともかく、品質が気になりますが、ここも2畝半という狭い田んぼ。
一応、面白い体験ができるかも・・・と期待しています。
お米が不味かったら米麹でもつくりますかね。^^;