
自給自足村(仮)というからには自給自足をしなければ意味がありません。
お米を炊いて、それのおかずを自分たちで作って自給する・・・。
みんなで苦労して自分たちが育てあげた貴重で質素な食事を頂こうではないか♩
と、そういう主旨があるからこそ自分の田んぼを少しばかり放置しつつ、毎週足を運んでいます。
お米の次に大事なもの?それは何?
お肉でしょうか?魚でしょうか?いえ、絶対に塩だと思います。
その次に重要なのがお味噌とその具材。
基本、お米があれば満腹になります。
ちょっと味付けが欲しい時には塩が大切。
そして、お味噌。
いずれは醤油とかも作りたいですが、味噌や醤油のもとになる大豆を団体行動でその原材料を作ることが先決です。
という事で、まずは大豆作りです。
棚田の隣に半耕作放棄された棚田があります。
草刈りは時折しているようですが、そこには厄介なチガヤがわんさかはびこっています。
という事で、まずは草刈りを・・・
草刈りをしていただいたメンバーは竹中先生。
いつもお疲れ様です、m(_ _)m
▼本日まく予定の大豆は小糸在来という品種の大豆。

そういう品種はない!
と、おっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、そこんところは大きな心でみてくださいね。^^
誰にでもわかりやすく、通称の「小糸在来」と書かせて頂いているだけですので。
この種はお友達のいそりんさんから昨年いただいたもの。
冷蔵庫に入れて保管していましたので大丈夫と思います。
発芽率が悪くても気にしません。
今年の収穫を元にして来年に繋げたいと思います。
▼棚田はトラクターが搬入できませんので耕運機が活躍します。

しかし、チガヤなどの宿根草がわんさかはびこっているので最終的には鍬などで取り除きます。
は~~、めんどい!!
なんて言っていられません。
昔の開拓民の方々は山を切り開いて生き延びたのですから・・・
53歳になって体力も衰えてはいますが、気持ちと気力だけは30歳前半。(笑)
▼チガヤの根っこを退治していよいよ種まき。

田植えだけでなく、野菜の種まきにも田植え紐は大活躍です。
▼1点2粒播きで、株間は30cm。

肥料はなんにも入れていません。
今年は不作かもしれませんが、そのうち豊作になると信じて♩
▼播き終えたら田植え紐を横に広げてトンネル支柱の目安紐にします。

田植え紐って本当に便利です。^^
▼最後に防虫ネットをかぶせて作業完了。

昨年同様、美味しい大豆に育ちますように。^^
本日の種まきは・・・・
「なんだよ~~!!!!今日の食事はご飯と味噌汁だけかよ~~~!!!」
なんて、今後一切思いたくもなくなる素晴らしい物語の始まりです。
自給自足村(仮)のメンバーの皆さん、みんなで究極の粗食をいただきましょう♩