
あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいましたとさ。
昔から2人の隣には常にワンコがいました。
最近まで飼っていたワンコの花子が亡くなってしまったのですが、次にワンコを飼うことはしませんでした。
それは、もう体力的にワンコを散歩に連れて行くのは無理があったからです。
ということで、私が身元引受人になって保護されたニャンコを近所のワンニャン会さんから預かってきました。
引き取ったのはこの前の日曜日。
その仔猫はとっても人懐っこくてお爺さんとお婆さんは大喜びでした。
それから4日が経ちました。
ニャンコの様子を見に先ほど爺婆さんちに行ってきました。
人間嫌いのお爺さんもニャンコには甘いのか、ご飯を買いに行ったりといつになく楽しそうです。
▼チビちゃん、元気にしていましたか~~?

日曜日から大きくなっているってことはなさそうです。
梅雨時期の植物はあっという間に大きくなるのに、ニャンコはそうそう大きくならないようですね。
小さなニャンコなので爪も鋭く、歯も小さくじゃれつかれるととにかく痛い。^^;
▼と言うことで、猫じゃらしアイテムを飼ってニャンコに逢いに行ってきました。

さすがにニャンコ。
獲物を発見した時の目は野生の目をしています。
でも、やはり仔猫・・・狩猟本能を丸出しにしても可愛さだけがあふれます。^^
ところで、爺婆さんはまだチビと呼んでいて我輩はニャンコである、名はまだない・・・状態でした。^^;
そろそろ名前をつけようよ。と、言うと大きく元気に育つように「大ちゃん」と言う名前になりましたとさ。
いなかっぺ大将の大ちゃんみたいです。
▼遊ぶにゃ~♩
それにしてもニャンコもワンコも人間も子供はタフですね。
動けなくなるまで動き回ります。
遊び疲れたらいきなりグースカ寝ましたとさ。^^
▼そして猫じゃらしはたった1時間で破壊されました。orz

ひとつ猫より力持ち~~♩さすが大ちゃん。w
私は小学3年生から4年生までニャンコを飼っていましたが、不慮の事故によりこの世を去りました。
事故に遭っても最後の力を振り絞って我が家の玄関をくぐり、最後の雄叫びをニャ~ンとあげて息絶えました。
その様子は子供だった私の心にとんでもない衝撃を与えました。
悲しいのはもちろん、生き物って死ぬんだ・・・と、初めて知ったのです。
そして家族同然のニャンコの死は家族はいずれいなくなるという恐怖を生みました。
その後、父がもらって来て飼っていたワンコも6歳の若さで他界。
人もペットも死んだら後悔が残ります。
もっとしてあげられることはなかったのだろうか?あの時こんなことをしなければ死ななくて済んだのでは?
そんなことばかり頭に浮かびます。
通常なら人間よりも寿命の短いペットたち・・・もうワンコもニャンコを飼うことはしない。
そう誓って今まで生きてきました。
大ちゃんの飼い主は爺婆ですが、もしも何かあると我が家で引き取るというお約束で頂いてきた大ちゃん。
天寿を全うしてほしいものです。
いつかサヨナラの時が来るのはわかっているけど、もうこうなったら後には戻れません。
楽しいけど、怖い、けど楽しい・・・どっちだ???
でも、あまり深く考えるのはもうやめることにしました。
大ちゃん、また何日かしたら遊びに行くからね~~♩