
先手必勝!今年はコナギを徹底的にやっつけます。
田植えから3日、代掻きから6日。
山田にはまだ草は生えていないように思えますが、肉眼では見えていないだけかも?
「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見てから草を刈り、下農は草を見て草を取らず。」
こんな諺があります。
大きくなったコナギを退治するのは大変ですが、生え始めたコナギを退治するのは簡単です。
▼いそりんさんに教えていただいたデッキブラシ除草。

これで土の表面だけを撫でるように擦れば生え始めた根の短いコナギなどの雑草はぷかぷか浮きます。
昨年も試しましたが、デッキブラシ除草をした場所には最後までほとんど草は生えませんでした。
しかし、迂闊にもデッキブラシ除草の途中でノコギリで手を切ってしまい、コナギが蔓延りました。
今年はそんなヘマをしでかさないようにしたいです。
一度に6条の面積を除草します。
足はできる限り圃場に踏み入れないほうが次なるコナギの種子を表層に浮かび上がらせないコツかも?
なので、初期の田車除草は一長一短だと感じます。
▼苗もろとも土の表面をこすります。

こうすると株間、条間だけでなく、稲株の周りにも草が生えず良いことずくめ。
▼コナギがプカプカ浮いてきます。

思ったよりも大きくなっているコナギもありました。
▼こすりすぎて時折、稲もプカプカと・・・

そんなことはお構い無しにこすり続けます。
▼4時間かけて7畝足らずの田んぼ1枚を除草完了。

コナギの種?
白くて短い根っこを生やした雑草の赤ん坊がプカプカと浮いています。
田植えから間も無い、土が固く締る前に除草をすると本当に楽チン。
数日したらまたデッキブラシ除草をします。
今後の課題はデッキブラシの幅をもう少し広くしないと時間がムダにかかってしまうことです。