何が真実なのか?究極の手前味噌造りの壁 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



味噌造りのために自家製海水塩を作り続けています。

平日はそんなに時間がないのでほんの少しだけ作っています。

塩を自分で作っていると、やはり塩について勉強してしまいます。

そこで目の当たりにした様々な事がいっぱいあります。

基本的に自然塩とはなんなのか?精製塩とどう違うのか?

また、海水塩とは?岩塩とは?何がどう違うのか?

そこが一番引っかかります。


▼これは海水から作られた食塩です。


とっても安いです。5kgで数百円。

高価な自然塩の数分の1~数十分の1の価格で手に入ります。

どなたでもご存知ですが、基本的に「塩」とは塩化ナトリウムのことです。

では、昔ながらの方法で作られた海水塩は何が違うのかというと、

塩化ナトリウム以外の物質が含まれているということです。

それくらいなら私も知っていましたが、そのミネラルが実はどんな作用をするものなのか?


▼市販の食塩と称されるものは塩化ナトリウム99%と表示されています。


残りの1%はなんなのか?

とても疑問ですが、早い話が限りなく純粋な塩化ナトリウムだってことです。

純粋な塩化ナトリウムは体に悪いのでしょうか?

それ以外にいろんなミネラルを含んでいる塩は体にいいのでしょうか?

そこでちょっと疑問が湧いてきました。

自家製海水塩を作った際に出た「にがり」を加えれば私の作った海水塩と同じ味になるのかも?


▼と言うことで、食塩ににがりを加えて味見をしてみます。


どうなるでしょうか?


▼左から自家製海水塩、にがりを加えた食塩、普通の食塩です。


それぞれ違う味と刺激を持っていて、特に食塩と自家製の海水塩はまったく違う味です。

しかし、にがりを混ぜた食塩は混ぜたその時は癖がありましたが、

1日置くとかなりまろやかになって自然の海水塩にかなり近づきます。

じゃ、わざわざ燃料を使わずとも、にがりを食塩に混ぜればいいのではないか?

そう思うのです。

でも、何が究極の手前味噌なのか?どんな味噌を私は作ろうとしているのかといえば・・・

それは、美味しいのはもちろん。体にいい味噌です。

体に良くなければ何の意味もなく、究極の手前味噌ではなく、究極の自己満足に終わってしまいます。

そこで、どんな塩が安全なのか・・・?それを調べてみました。

すると、にがりはとても厄介なシロモノだとわかったのです。

中国ではにがりを飲んで自らの命を絶った人もいます。

日本でも、ずいぶん前に噂になった「にがりダイエット」を行って命を落とされた方もいます。

そう。にがりが直接摂取すると体に悪いのです。

タンパク質を凝固させる性質があるにがりは、豆腐を作る際にも使われますが、その際は安全なのだとか?

もうすでにタンパク質を凝固させて役目を終えているからでしょうか?

科学者ではないので私にはわかりません。

それがもし、味噌だったら?醤油だったらどうなるのでしょう?

確かにいずれにも材料に大豆が含まれているのでその大豆を凝固させようとしているのかもしれません。

でも、塊っている味噌なんて見たことありません。

やっぱり、自然の海水塩は毎日使う味噌や醤油に使うのは危険なのでしょうか?

時折食べる魚の塩焼きなど、たまに使うべきものなのでしょうか?

そういうことを考えると、海水塩よりも岩塩のほうが安全かもしれません。

海洋汚染もありませんし、岩塩は化学物質とは無縁の何億年も前の地層から採掘される塩の結晶です。

通常は食用とされる岩塩にはほぼ塩化ナトリウムで構成されているようですが、

モンゴル岩塩はにがり成分の「塩化マグネシウム」など、危険と言われる物質を含んでいないようです。

舐めてみると確かに甘い!微量ないろんなミネラルが含まれていますが、にがりが含まれていないからです。

ということで、究極の手前味噌造りにはモンゴル岩塩がいいのかもしれません。

もしくは普通の食塩にほんのわずかのにがりを加えることかも?



ネット社会は何を信用していいのか?それがいささかあやふやです。

にがり屋さんや豆腐屋さんはにがりは体に良いと言う・・・

でも、違う目線でにがりは体に悪い・・・それが一般的見解。

ただ、岩塩を主に使用している中国やインドではにがりを摂れないために病気になる人もいるそうです。

やはりにがりはほどほど含むほうがいいのか?

無肥料無農薬の米や大豆を使っても、使う塩にも念には念を入れないといけないのかもしれませんね。

注文している木樽が届くまで、誰でも飲めるおいしい味噌汁のためにもう少し研究してみたいです。



※追記
【藻塩について】
藻塩とは古代、大和朝廷の塩推之神により作られた塩で、古事記や日本書紀に記載されている神武天皇から仁徳天皇の時代付近まで使用されたました。そのためこの時代の天皇は身長2メートル以上、寿命が優に100歳を超えることができたと言われております。
しかし、この藻塩は製造法が複雑なため神功皇后による三韓出兵の後、大陸から伝わった簡単で効率のよい揚浜式塩田法が普及する事により生産されなくなります。揚浜式塩田法で作られた塩は「にがり」を多く含み過ぎたため、(それまで100歳を優に越えていた)当時の人々の寿命が内臓を痛める事により(特に漢方で言う腎を痛める事により)50歳ぐらいになってしまい、体格も身長150cm位になってしまったと言われています。(白人は岩塩を使用し、また肉を常食していたため、「にがり」の害を受けにくかったと考えられています。) その後の豊臣秀吉の朝鮮出兵後に入ってきた入浜式塩田法による塩も同じように、「にがり」成分を多く含み過ぎていました。
藻塩は、この「にがり」の害なく(適度な「にがり」を含む)海藻のミネラル、海水酵素、活性炭を含み毒消し作用のあるアルカリ食品です。
また、今日の食卓塩は限りなく薬品に近い塩化ナトリウムで、これは高血圧や各種慢性病、ガンなどの原因と言われています。


↑こんな文献を見つけましたが、これってすごくないですか!?
藻塩・・・恐るべし!


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