
いよいよ夢に見た手前味噌作りの開始です。
まずは玄米麹作りです。
最初は無難に白米を使った米麹を作る方がいいのかもですが、作りたいのは玄米味噌なのです。
実は昨年に飛騨高山の美味しい味噌に限りなく近い、
いや・・・もっと美味しいお味噌に出会ったのですが、それが玄米味噌でしたので。
何が何でも玄米味噌を作りたいんです。
うまくいくかどうか・・・それは分かりません。
失敗したらその時はその時。
またいつかチャレンジするとします。^^;
私は元々が無謀な性格をしているので石橋を叩いて渡ることはできないんです。
どうしてもやりたい事には「石橋が崩れたらその時はその時」的な感じといいますか・・・
当たって砕けろといいますか・・・ま、早い話が世間一般で言うところのおバカなのかも?
山田での稲作をご存知の方はその辺をよくわかっていらっしゃると思います・・・^^;
でも、いきなり本番の味噌作りはしません。
まずはリハーサル。
玄米麹に使う玄米は冒頭の写真の不耕起自然栽培の古代米「赤米」の玄米をメインに使います。
▼梅の里自然農塾で田植えさせていただき、年末に頂いた貴重なお米を全て使います。

梅の里自然農塾の勇惣先生、味噌が出来上がったら召し上がってくださいね。^^
▼全部でちょうど700gありました。

1kgの玄米を使いたいので足りない300gは自然栽培ササシグレの玄米を使うとします。
▼mokiオリジナルブレンド自然栽培玄米のできあがり。

リハーサルに使うには貴重すぎる玄米です。
でも、これくらいでないと気合いが入りません。
私の場合、気合いは入りすぎるくらいでちょうどいいんです。
まずは、この玄米を発芽玄米にします。
▼当然、水にもこだわりたいです。

近隣地域の天然水を使うとします。
ご飯は産地の水で炊くと美味しく炊きあがると言われています。
魚も干物にするとき、その魚が獲れた海域の海水を使うと美味しくできると言われます。
人の味覚はあてにならないものですが、常人には理解できない絶対味覚の人はそう感じるのでしょう。
ということで、洗浄~仕込みの水すべてに地域の名水を使うとします。
それは「富田の水」という天然水です。
▼モンドセレクション最高金賞を毎年受賞しているそうですが・・・

肩書きはどうであれ、実際に飲んですごく美味しいと思える水です。
とりあえず40リットル汲んできました。
本当は山田のご神水を使いたかったのですが、真冬に滝壺に入らないと汲めないので断念。(笑)
▼その水で玄米を洗うとします。

浮いた玄米やクズ米は作成中にカビの原因になるので除去。
▼富田の水を60度のお湯にします。

なぜ60度かといえば種もみの温湯消毒の真似事です。
玄米は籾が付いていないので火傷するかも?
でも、雑菌を少しでも滅菌したいのでこの温度です。
それに5分間つけておきました。
真冬だと玄米が発芽を始めるまでかなり時間がかかります。
▼ケニーさんにお借りしているケニーさんオリジナルの麹室。

ケニーさん手作りの麹作りのアイテムですが、
サーモスタットとヒーターで温度管理できるので発芽玄米作りにも役立たせていただきます。
▼モロブタを外すとこうなっています。

木のいい香り♩
▼赤米なので水も赤くなってきます。

水は1日1回入れ替えるとします。
▼30度あたりで温度を安定させて発芽するのを待つとします。

明日の夜・・・遅くても明後日の早朝には発芽していると思います。
そしたらいよいよ発芽玄米麹の造りの開始です。
今回の味噌作りにおきましては、ケニーさん、肉プル星人さんにも沢山の道具をお借りしました。
皆様、本当にありがとうございます。^^
