川エビを山田に放流 | 自然派で行こう♪

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冬の山田に水を貯めて20日余り経ちました。

6枚ある山田ではトラクターで代掻きした田んぼはこの1枚だけ。

後の田んぼは不耕起です。

代掻きした田んぼと代掻きしていない田んぼではどのような違いが顕れるのか?

そこんところも楽しみにしている来年の稲作です。

しかし、山田には目に見える生命体は今の所ありません。

季節的にカエルは冬眠していますし、ホウネンエビやカブトエビも今はいません。

鳥を頂点とした生態系を作るといっても、今から春までにどんな生き物が生息すると言うのだろうか?

ということで、人工的に生き物を増やしてみようと思います。

人工的にと言っても山田の水源に住む生き物を放流するだけですので、

目指している自然栽培の意に反するものではないと思います。


▼こちらが水源。


山田の20mほど上流に流れる源流ですが、

ここに生息する生き物はオイカワ、カワムツ、ウナギ、淡水エビなどです。

あとは、サンショウウオにサワガニもいます。

魚を放しても餌もない状態のいまの山田ではすぐ死んでしまいそうなのでまずはエビの捕獲です。


▼畦際などには草木も生えているのでエビが身を隠す場所もあります。


ただ、淡水のエビにもいろいろあり、テナガエビやスジエビは獰猛な肉食性です。

共食いして数が減っては意味がないかも?

欲しいのは水垢やコケなどを食べてフンをいっぱいしてくれるという草食性のヌマエビ。

この川にヌマエビがいるかどうかはわかりませんが、まずは捕獲から。


▼伐採した笹を束ねて何日間か川に浸けておきました。


この中に川エビが入っているはずです。

園芸用の防虫ネットで全体を包んでエビが逃げないように引き上げるとします。


▼さてさて、入っているでしょうか?


ネットを被せるのに手間取ったから逃げたエビもいるかもしれません。

笹の束をネットの上で揺すると・・・


▼入っていました♩^^


全部で22尾。

笹の束の仕掛けは何回も繰り替えし使えるのでエビはドンドン捕れると思います。

さて、問題はエビの種類ですね。

獰猛な肉食性のスジエビやテナガエビならあまり意味がないです。


▼アップで見るとこんな感じ。


図鑑で調べるとどうやらスジエビでもテナガエビでもなさそうです。

ヌマエビのような気もしますが・・・

5歳の頃から釣りばかりしてきた私は魚には結構詳しいけど、エビは専門外です。

どなたかお詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただけませんか?

とりあえず肉食性のエビではないしザリガニでもないので田んぼに放流しました。


▼あとは、山田に稲わらを戻しました。


エビの隠れ家にもなるでしょうし、分解されると稲の生育に必要なケイ酸も田んぼに補給できます。


▼しかし・・・浮いた稲わらは風に吹かれて一箇所に・・・(=◇=;)


まだまだ稲わらはあるので次回は水に浸けて沈むようになってから田んぼに戻そうと思います。

春になるとどんな田んぼに様変わりしているのでしょうか?

とっても楽しみです。^^