
昨日、ようやく残りのハッピーヒルを稲架がけしました。
晩生の稲の収穫は本当に遅い!
11月も半ばになってようやく稲刈りとは・・・
さて、稲刈りが済んだので即刻やらなければならないことがあります。
ヘアリーベッチの種まきです。
私は除草剤を使わずに稲作していますが、無農薬の稲作イコールひと夏を草退治で明け暮れるということです。
今年は散々な結果になったので、米に対しての執着がさらに強くなりました。
来夏は夏野菜を育てずに圃場全てを水田にします。
といっても、全部で4反に少し足りないくらいの面積ですが・・・
1反そこそこなら一人でも除草作業はこなせますが、4反となるとちょっと苦しいです。
ということで、このヘアリーベッチの力を借りるとします。
ヘアリーベッチとは豆科の植物で、アレロパシー効果があります。
アレロパシーとは他の植物の成長を抑える物質(アレロケミカル)を放出したりすることです。
和歌山県でも梅畑などでよく使われていますが、水田で使っている人は見たことがありません。
田植えまで田んぼでヘアリーベッチを育てて田んぼに鋤込めばコナギが生えなくなるかもしれない。
そんなお話をケニーさんからいただき、種を1袋譲っていただきました。
その後、サンシャーさんからも同じ意味のコメントをブログに頂いたのでダメ元で蒔いてみようと思います。
1袋では足りないので買い足しました。
▼ファミリーマートで買ってきました。

というのは嘘です。
私の予想ではコナギの発芽が何日か遅れるだけのような気がします。
こちらは暖地とはいえ、早く種を蒔かないと時期が遅れてしまうかも・・・
▼え!?効果が出ない時は種代返してくれるんですか?

なんとも太っ腹(笑)
でも、世の中にそんなクレームをつける人がいるんでしょうか?
里田のササシグレ圃場にも使ってみようと思いますが、緑肥としての効果がレンゲよりもあるとか?
肥効が強すぎて倒伏しないかちょっと心配です。
▼まずは畑にしていた部分の草を刈り取って放火。

さ~!どんどん燃えろ~♩
▼でも、ほとんど燃えませんでした。^^;

燃やしている間に畦草や土手の草刈りをしていました。
▼こんなもんでいいかな?

時間がないので強引にトラクターで起こすとします。
▼トラクターに引火しませんように・・・

雑草(コナギ)対策としては山田の6枚の水田は初めての冬季湛水をします。
里田の3枚と平野部の3枚の水田はヘアリーベッチと米ぬかを使います。
▼耕し終わったら日が暮れてしまっていました。

種まきは明日の早朝にでも行うとします。
ヘアリーベッチは豆科作物なので種を蒔いた後で鳥に種を食べられたりしないか心配です。^^;