
昨年の9月に刈り取ったササニシキの古株がこんなになりました。
出穂する前から、その生育に注目していましたが・・・
正直言って今年植えたササシグレよりも良い感じです。
良い感じというのは、生命力を感じると言う事です。
稲株さえ死んでいなければ何もせずとも、こんなに育つのですね。
1株あたり20本前後の出穂で、昨年にくらべれば少ないものの、何の手間も掛けずにこうなるとは。
▼5月にはこんな感じでした。

その後もグングン分げつして、出穂から一ヶ月経ち、今ではこんな感じになりました。
▼稲穂も普通に稲穂♪

来年もササシグレを育てるのでこのど根性ササニシキを育てる事は無いかと思いますが、
かなり強い生命力を持つ遺伝子を残してくれそうなので刈り取って捨てるのは勿体ない気が・・・
なによりも、頑張ってコナギを退治した稲よりもこちらの方が稔りが良いってのが不思議です。
所詮は自然の恵みを受けた寒い冬を越した枯れかけの稲の古株にすら私の浅知恵は負けているのです。
なんだか情けない・・・。
しかし、感動の光景です。