茄子のぬか漬けにかける思い | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



わが家のヌカ床がとっても元気になって来ました。

もうかれこれ55年ものかそれ以上かも知れないぬか床です。

新しいぬか床には出せない味わいの漬け物が出来ます。

ぬか床が元気だと、チーズの香りがプンプンします。

この一週間でそのチーズ臭も最高潮に達しました。

私はヌカ漬けが大好きですが、とりわけナスのヌカ漬けに目がありません。

保管場所は冷蔵庫の野菜室。

年中同じ気温のはずなんですが、なぜか真冬より真夏の方が調子がいいです。

やっぱり、世話の仕方も思い入れも違うからでしょうか?^^

ナスを漬け込み、約5日。

その間、かき混ぜる事無くひたすらじっと待つ。

今年もようやくとっても良い感じに漬かりました。


▼ナスと一緒に漬けているのはこの野菜。


新生姜です。

漬かり過ぎくらいがちょうどいいかも?

茄子と生姜を刻んで一緒に食べるのが私のちょっとしたこだわりです。


▼申し分無い色合いです。


皮は瑠璃色、中は白さを保ったまんまで充分漬かっています。旨そう!^^

と、自画自賛しても何も差し支えのない出来映えです♪

さて、頂きます♪


▼七味をはらりとふりかけ、熱々ごはんと頂きます。


最高に旨いです!というか、旨く無いはずがありません。

半世紀以上生きている菌密度が高く、元気なヌカ床。

余計なものは入れていません。

自家製無農薬無肥料ササニシキの米ぬか。

ミョウバンを遣わず漬け物用の鋳物を使って色止め。

モンゴル岩塩で板ズリして10分放置して漬けた細目の早生真黒茄子。

立石中長茄子と同様に皮に渋み・エグミが感じられないとても美味な固定品種の茄子。

ぬか床の水分量も少し多めで茄子に最適の状態。





この状態で年中、美味しいぬか漬けが食べられれば良いのですが、ぬか床は生き物です。

なかなかそうはいかないのが難点であるからこそ、良い状態のぬか漬けがとても貴重に感じるのです。

山田にコナギ退治に来て頂いた皆様にこの状態の茄子漬けを食べて頂きたかったです。^^;






本日、交通事故の後遺症が出て生きた心地がしませんが、茄子漬けのおかげでおいしい食事出来ました。^^