
5月の初旬にトマトを寝かせ植えで定植しました。
品種はタキイの強力米寿といういかにも強力な名前の品種です。
肥料はほんの少ししか与えていません。
普通に植えていれば絶対に暴れる事がないような施肥量ですが・・・
やはり、寝かせ植えにする時は元肥は入れない方が良いのかも。
茎も土に埋めて寝かせて植えると茎からも発根して養分をよく吸います。
それは良い面もあり、悪い面もありますが、色んな理由で寝かせて植えました。
で、畝にマルチシートをしていると追肥が面倒なのでついつい少しだけ肥料をあげてしまいましたが、
こんな事ならやらなければ良かったです。^^;
ちなみに、同じ畝に植えている他の品種のトマトは全然暴れる気配はありません。
▼強力米寿の下葉はこんなに大きくて黒々としています・・・

内向きにカールしてもう完全に暴れています。
あ、野菜作りに興味の無い方に簡単に説明すると、トマトが「暴れる」というのは・・・
肥料の三要素である窒素を吸収し過ぎたために樹勢が強くなり過ぎて過繁茂になることです。
そうなると、花や実がつく「生殖成長」ではなく、
茎葉の成長に傾く「栄養成長」に突っ走っている状態です。
結果、実がつき難かったり、落果したりで、良い事は全然ありません。
▼上の方の茎もマッチョになってもう完全に反抗期の青少年です。

いや、強力米寿なので反抗期の爺さんかな・・・?
吸肥力の弱いポンデローザとかなら寝かせても暴れることはありませんでしたし、
無肥料栽培なら逆に寝かせ植えのほうが効率的に土中の養分を吸って良いと思います。
でも、強力米寿には寝かせ植えは向いていませんでした。
▼わき芽もわんさか出てきます。

以前、脇芽を伸ばして肥料を吸わせて落ちつかせようとしましたが、
何が何だか解らないくらいに茂ってしまい、収拾がつかなくなりました。^^;
やっぱり全ての枝を剪葉するのが効果的なのだろうか?
過去に一度やってみましたが、あまり効果は感じられなかった気もします・・・。
▼とりあえず、今ついているトマトが収穫出来る事を祈ります。^^;

というか・・・早く支柱を立てようよ・・・orz
いっその事、地這いで育てようかな・・・。^^;
地這い栽培は青枯れ病になり難いという生成さんのお話しも数年前に伺いましたし。