
葉の色が冷めてきたので植え付けするとします。
飢えまくった状態で弁当肥を上げずに野に放つ。
への字稲作を基本とした無肥料栽培。今までの方法と同じです。
私は今まで田植え機は持っていても手で植えていました。
それはなぜなら尺角1本植えにこだわっていたからです。
なぜこだわるのかと言えば、無農薬で作る使命があるからです。
私のお米のお客さんには化学物質過敏症のお客様がいらっしゃいます。
私のあさはかな考えでは、お米を無農薬で作る必須条件に・・・
風通しを良くする。(密殖しない)というのがあります。
ということで、疎植が絶対的な条件になります。
最初の田植機はそれが出来ません。
しかし、かえるチャンに頂いた二代目田植機は走行モードで植えればほぼ株間30cmの植え付けが出来ます。
ということで、昨日の5月17日に田植えを開始しました。
ワクワク半分、不安半分。
とりあえず、2枚の田んぼを植えてみます。
▼かえるチャン号を圃場には運んでいざ、田植え開始♪

おっかなびっくりで操作します。
▼苗をセットして目的の圃場に向かいます。

苗の掻き取り量を一番少なくして田植えモードではなく、走行モードで田植えしました。
上手く植ってるのか心配ですが・・・
▼本数をかなり少なく植える事が出来ました。^^

株間も30cmそこそこ。
しかし、欠株もかなりあります。
補殖が大変です。
▼しかし、こんなにゴッソリ植っている箇所も・・・

まずは初めての機械植えなので株間を30cmそこそこに植え付ける事が出来れば満足です。
あとで、欠株部分にこの沢山植っている苗を補植するとします。
曲がりくねり、条間は出鱈目・・・
初めての機械植えは惨憺たるものです。
でも、稲はきっと人間の心配なんかよそに、無事に育ってくれます。そう信じます。
しかし・・・
▼イキナリのトラブル・・・

田植機の植え付けが出来なくなりました。Σ( ̄□ ̄; )
慌てて電波の届く所に行ってイセキの営業所に電話。
土曜日だけど・・・誰かでて~~!!!!(>_<)
運良く電話が通じて説明すると・・・
株間調整のギアが抜けているから、ああしてこうして・・・(中略)してみて下さい。
電話で聞いた通りにすると、無事に植え付け出来る様になりました。^^
その後、2枚目の圃場に移動する時・・・
途中、田に降りる急なスロープから田植機もろとも転落するというアクシデントがありましたが、
なんとか奇跡的に私も田植機も無事です♪
でも、めっちゃビックリしました。^^;
▼手植えだと今まで1日以上掛かっていた面積の田植えをほんの短時間ですませる事が出来ました。

手植えの苦労を知っているからこそ判る文明の利器のスゴさとありがたです。
このまま全ての圃場を機械で植えれば楽ですが、次期作に向けての目標があるので、翌日は手植えです。
ひとりぼっちの手植え・・・と、思っていましたが、自然農仲間の方々がお手伝いに来てくれました。^^
その様子は次回にご報告します。
かえるチャン。^^田植機ありがとうございました。
三反半、全て手で植えていたらきっと身も心もボロボロになっていました。
感謝します。m(_ _)m