
ご近所の漁師さんからオゴノリを頂きました。
オゴノリとは海藻の一種で刺身のつまやテングサと合わせて煮て、ところてんや寒天の材料となります。
ということで、さっそく季節外れのところてん作りの開始♪
本当はテングサを主原料にところてんを作り、固さを出すためにオゴノリを入れるそうです。
オゴノリだけでも作る事が出来るかな?
▼熱湯にオゴノリを放り込みます。

しばらくすると茶色いオゴノリが緑色に変色します。
でも、このままではダメです。
▼少量のお酢を入れます。

すると急激にトロトロな感じに変化してきます。
半時間程弱火で煮詰めて漉します。
▼これを漉します。

▼コレを固まるまで待てばところてんの完成。

▼残ったカスもとろっとろ。

ノリ(海苔)というだけあって、まさにノリ(糊)っぽい。
え?ところで・・・記事タイトルの肥料作りはどうなったのだ?と、お思いでしょうか?
そうなんです。
実は水の分量を間違えたのか、固まり方がゆるくてところてんとしては使えなかったのです。(T_T)
なので、漉した液体と搾りかすを再度混ぜ合わせて野菜達にあげることにしました。
▼水で薄めるだけで完成。

海藻には微量要素・ミネラルがいっぱい。
http://foodpocket.jp/shokuzai/kaisou/ogonori/
肥料成分のリン酸、カリも含まれている様です。
ちなみにこれがオゴノリの成分表です。
無肥料栽培で稲を二年作ったヤセているであろうここの土にはちょうどいいかも。
▼イチゴの条間にジャ~。

寒さでやられてほとんど枯れている様な・・・
▼定植したばかりのツタンカーメンの株元にもジャ~~。

▼うっかり雑草にもジャ~~してしまいました。Σ( ̄□ ̄; ) しかも一番濃厚なのを。

海藻は当然無肥料無農薬で育った自然の作物です。
生命の源、「海」のエネルギーをいっぱい蓄えていますからね。
↓春に海岸に打ち上げられるアオサを果樹や野菜の株元に積むだけで育ちが良くなるそうです。
やっかいものの海藻 肥料に活用
この動画に登場する専門家の話では堆肥と同等の成分があるそうです。
これなら安上がりで美味しく安全で元気な野菜が出来たら言う事無しですね。
今年はトマトに使ってみようかな~。とも思っています。
問題は匂いですね・・・