
ちょっと放置していた三池高菜がわさわさになってしまいました。
高菜は一般的に外葉から掻きながら収穫する野菜です。
今までは掻き取っては薄揚げと煮つけて頂いていました。
しかし、こんなにも茂ってくるとさすがに煮物では大量になり過ぎて消費に困ります。
と言うよりも、そんな大きな鍋はありません。^^;
高菜は掻けば掻く程に新しい芽が出て、柔らかくて良い葉が出来て大株に育ちます。
なので、食べなくても掻かなければなりません。
▼古い葉っぱはこんなになっています。

コレはさすがに食べる事は出来ません。^^;
▼これは凍ってしまった葉っぱ。

これは日が昇り、気温が上がると解けるので問題ありません。
▼トウ立ちしている株も1株ありました。

白菜の菜の花とか、キャベツの菜の花とかは食べましたけど、
高菜の菜の花は美味しいのでしょうか?
私は食べた事無いので解りません。
食べた事があるかた、いかがでしたか?
やっぱりピリリと辛いのでしょうか?
▼ダメになった葉っぱはコレだけ。

なんだか勿体ないけど、土に返ってもらいます。
収穫した野菜も持ち帰ってから食べなければ罰当たりですが、
ダメになったものを収穫してすぐに土に返すのは罰当たりではないと思っています。
▼かなりスッキリしました~♪^^

▼株元はこんな感じです。

スッカスカ♪
外葉が大きくなるまでまとまった収穫はできません。
掻き取った葉っぱは選別します。
▼コレは使える葉っぱ。

これで高菜漬けを作ろうと思います。
高菜漬けは保存にとても便利な漬け物です。
塩分を高くすれば二年でも三年でももちますが、塩分を高くしなくても冷凍保存が出来ます。
沢庵を冷凍保存すれば変なタクアンになりますし、ぬか漬けを冷凍しても変なぬか漬けになります。
でも、高菜漬けは美味しく頂けます。
出来上がった高菜漬けを使ってめはり寿司を作ろうと思います。
めはり寿司用の高菜としては和歌山の農協の基準ではこの「三池高菜」ではなくて「ちりめん高菜」です。
でも、問題なくめはり寿司になります。
▼まずは全体に少ししんなりするまで1日干します。

甘味を出す為と、固いままだと割れ易いからです。
▼少ししんなりしたら水洗い。

キレイに見えても結構泥がついています。
迷彩色の様な色なので土や埃がついていても目立たないからでしょうか?
洗い終わったら乾かさずに塩漬けにするとします。
まずは下漬けです。
▼使う塩は小笠原の海水塩

勿体ないけど、普通の塩がなかったので仕方なく使いました。^^;
▼一枚一枚樽に入れて塩をすり込みながら漬けるとします。

この場合、色んな方法があって濃いめの塩水に一晩漬けてから揉んで漬ける方法とか、
塩をふった板の上で転がして板ズリしてから漬ける方法、茎を棒で叩いてから漬ける方法もある様です。
▼私はめんどくさいので残った塩で濃いめの塩水を作り上から注ぎこんでしまいます。

二斗樽に5kg程の少量だから水が上がらない事が多いです。
なので、最初に塩水を入れて、時折漬け物袋ごと天地を返してみます。
作る量によって毎回毎回行き当たりばったりの漬け方なので失敗もします。w
▼重石をして下漬け準備お終いです。

下漬けが終わったら本漬けに入ります。
適当に作りましたが美味しく出来ますように~♪(。-人-。)
高中正義 「Ready To Fly」