自然栽培ササニシキの栽培~収穫が全て終わりました。
昨年は反当換算で8.5俵以上あったのですが、今年の収穫量はどれくらいでしょうか?
かなりの量の雑草が次々と生えて処分しきれなかったのですが、
天日干しに使った竿の数は同じくらいです。
そんなに収穫量が減っていないと良いのですが・・・
天日干ししているササニシキの水分を計ってみると15度を切っています。
ということで、まずは脱穀します。
まずはハーベスターを田んぼに入れます。
▼うわ~。部分的にまだドロドロです。
▼でも、クローラーはタイヤと違って快適です。
私は「動くもの」でクローラーとかキャタピラーとかで走るものを手にしたのは
小学生の頃のリモコン戦車以来ですのでちょっと感動。^^
▼籾袋の数は昨年と同じだけセットしたけど・・・きっとこんなに要らないですね。
▼ということで、稲を竿から下ろしてハーベスターにかけます。
うわ~!雑草ばかり!!!
これは稲を干していると言うよりも雑草を干していると言う感じですね。
▼次々雑草の束が脱穀されて行きます。^^;
▼脱穀完了♪
中古購入した機械が壊れることもなく脱穀が無事に終わって良かったです。
▼出来た籾の量はこれだけ・・・
2.5アールの田んぼでたった4袋半・・・!?
これは昨年よりも明らかに少ないです。
やはり雑草が多いとこんなにも収穫量が減るんですね。
クズ米・小米がこの中からどれだけ出るかで更にお米の量が減ります。
▼では、籾すり開始
いつもお世話になってる近所の農家さんにモミスリをお願いしました。
どこの米農家さんもスゴい設備をされてて、本当に農家さんって大変だと思います。
設備にかけている金額を聞くとビックリします。
日本のTPP参加で先行きを心配されているのもうなづけます。
▼モミスリされた玄米が米袋にザザーっと落ちてきましたよ。
この玄米が米袋に落ちるザザーっと落ちる音とともに、
今までの苦労が走馬灯のように(大袈裟ですが)脳裏を駆け巡ります。
手で植えて除草剤使わず農薬を使わず行う米作りは合わせて8アールの水田でも本当に大変です。
農業用機械がない頃の昔の農家さんはこの何倍も苦労されていたのでしょうね。
▼これは小米です。
今年は小米もかなり多いです。
次々に落ちて来る小米・・・でも、これも玄米茶に出来るので無駄にはなりません。
それに、石臼で挽いて玄米粉にも出来ます。
▼モミスリ完了
今年の収穫量はなんと!!!
たったの1俵半(90kg)です・・・昨年は2俵と15kgくらいあったのに。
今年は反当に換算すると6俵ですね。
有機肥料栽培のお米と合わせても2俵近くの減少です。
困ったな・・・わが家と父と母のお米を確保し、更にお裾分けすると販売するお米がない。^^;
儲からなくても産直に並んでいる自分の米を見るのが楽しみだったのですが・・・
▼有機栽培のササニシキと間違えないようにラベルを貼って保存しておきます。
収穫量は多くても少なくても、無事に米が収穫出来た事に感謝します。
吉田拓郎 「祭りのあと」