
今年も宿敵である青枯れ病との闘いをしています。
元々耐病性が皆無の品種なので他のトマトよりも青枯れ病に弱いんです。
でも、味が気に入っているのでこればかり作っています。
過去にサターンや福寿でも青枯れ病にやれましたけど、桃太郎ファイトは幾分強い様です。
でも、露地で真夏に採れる桃太郎は超お粗末な味になってしまいますので作る気がしません。
なので、露地でも懐かしく美味しい味のポンデローザや世界一トマトをここ数年育てています。
しかし、毎年何かしらの対策をしているのですが、毎年青枯れ病にやられます。
今年は今のところ青枯れ病は発病はしていません。
が・・・
▼雨後の畑に行くとトマトが萎れてしまていました。

え~~~!?もう???Σ( ̄□ ̄; )
7月初旬でいきなりですか!?
いや~まいったな。
でも、ちょっとおかしい。
本当は発病間もない頃は萎れるのは日中で、早朝は元気なはず。
やがて朝も夕方も萎れていき、そのうち枯れます。
でも、朝から萎れている・・・
▼ということで、青枯れ病判定をしなくてはなりません。

よりによって実がついているものばかり数株萎れていました。
そのうちの1株を引っこ抜いて診断します。
▼茎の切り口を水に浸けて暫し待ちます。

青枯れ病なら白い液体が茎の断面から流れて来ます。
しかし、10分ほど待っても白くならない・・・
どうやらこれは青枯れ病ではない様です。
じゃ、なんだろう?恐らく大雨の冠水による根腐れだろうか?
無茶な植え付け方をしたから?
それとも追肥の害だろうか?
雨の前に株元にボカシ肥料をふったのですが、それに当たったのかも?
とりあえず暫く様子を見ることにします。
とにかく、青枯れ病でなかっただけでも一安心です。