
今年の和歌山は例年にないくらい寒いです。
特にこの地域は沿岸ではありますが、四方を山に囲まれている為に寒気がたまります。
野菜は厳しい寒さに当たると子孫を残すべく、開花の準備に入る時きます。
そして、やはり例年よりも半月ほど早くいろんな野菜がトウ立ちを始めました。
というか、もう花が咲き始めています。^^;
野菜作りをされていない人は「トウ立ちってなに?」と思われますね。
トウ立ち(苔立ち)とは花の茎が出てくる事です。
抽苔(ちゅうだい)とも言います。
多くの葉もの野菜は春になり日照時間が長くなるとトウが立ってきますが、今年は早すぎる。
▼不織布をベタがけにしていた白菜は少しトウ立ちが遅いです。

少しは寒気を遮ってくれていたのでしょうか?
それにしても、安物の不織布は弱いですね!使用後三ヶ月足らずでこのようにぼろぼろ。^^;
高価なパオパオ90は破れているとはいえ、3年経っても充分使えます。
▼みやま小かぶもトウ立ちしました。

▼大根もトウ立ちをはじめました。

これは和歌山大根です。
品種によってトウ立ちが早いものと遅いものがあります。
隣に植えているおでん大根はまだトウ立ちを始めていません。
▼まだまだ小さなタアサイも葉が立ってきました。

今まではロゼッタ状に地面にべったりと貼り付くように育っていたのですが・・・
小さいけど早めに収穫しないとダメかもですね。
立春も過ぎましたし、野菜たちにとってはもう春なんですね。^^;
黄色く小さくキレイな花ですが、野菜作りをしてる者にとってはちょっと悲しい黄色です。
上田正樹 「悲しい色やね」