紀州備長炭で下仁田ネギの炭火焼(準備) | 自然派で行こう♪

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初霜が降りるとおいしくなる野菜がいっぱい。

下仁田ネギもそのひとつです。

毎年数百本作っていますが、今年は水害でダメになってたったこれだけ。

なので、大事に大事に頂きたいと思います。

下仁田ネギ料理で一番のお気に入りはポタージュです。

生で食べると辛すぎる下仁田ネギも加熱するととても甘くて美味しい!

しかもねっとりとした食感と相まって最高のスープになります。

ただ、今年は2種類の軟白方法をとっています。

一般的な土寄せ、そしてもみ殻を使った軟白方法です。

前者に比べ、後者は美味しく無いという噂もあるので真実を知る為には食べ比べしなくては。

と言う事で下仁田ネギそのものの味を比べる為に炭火焼にしてみるとします。

炭火焼と言えばやはり紀州備長炭です。

煙がでなくて、食材に雑味が付かない事。(ここが重要)

そして、遠赤外線効果で中までしっかり火が通ります。


▼ここが紀州備長炭発祥の地
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ここは和歌山県田辺市秋津川町にある道の駅の一角にあります。

そこでは紀州備長炭の製造と販売をしています。


▼これが原材料のウバメガシ(和歌山県の県木です)
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これを通常よりも低い温度で焼き上げるとか?


▼炭焼き小屋の中に入らせてもらいました。
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窯からは煙が上がっています。


▼傍には火種?
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何もかも昔のまんまって感じで、とてもいい雰囲気。

あ、隣の窯で備長炭を出し始めました。


▼おじさんとお兄さんの二人掛かりで作業中。
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近づくととても熱いです。


▼何メートルもある長いレーキのようなもので真っ赤な備長炭を取り出しています。
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ところで、私は紀州備長炭と言う名前にとても違和感を感じていました。

紀州+備長・・・?

備前とか備後とか・・・そういった地名だと思っていたのです。

でも、ようやくその疑問が解けました。


▼備長とは人の名前だったんですね。
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備中屋長左衛門と言う人の略だったとは・・・

しかも、その人は元禄時代に私の実家のご近所に住んでいた人でした。

ありゃ?話しが思いっきり横にそれましたが、備長炭を格安でゲットしましたよ~。


▼これだけで700円
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他で買えばもっとします。

特にこの日は催事があったので特別安かったです。

今晩あたり下仁田ネギの味比べをしてみようと思います。

果して土寄せともみ殻寄せで味に違いはあるのでしょうか?