お米を収穫したのは良いけれど、保存方法に悩んでいました。
一般的なのは米保存用の冷蔵庫に入れるのが一番でしょうけど、
十数万円も出してそんなのを買うと何の為に米を作って家計を浮かしているのか解りません。
「そこまでするなら米は買え!」と家内に叱られる事必至です。^^;
コシヒカリと違ってササニシキは味が落ちやすいそうです。
なので、ご近所の農家さんはキヌヒカリなどの味が落ちやすい品種を保存する時は、
モミのまんま必要分保存しておき、夏挽きしています。
しかし、うっかりと全ての米を玄米にしてしまったため、なんとかして保存するしかありません。
色々調べているうちに、特殊な米袋がある事を知りました。
ひとつは柿渋を米袋に塗った「柿渋ハッスイ米袋」というもの。
これは、なんと!三年にヶ月もの間食味を保ち、防虫効果もあるのだとか!
コレ欲しいな~。と思ったけど、30kg用はすでに完売していました。
取り寄せるのも面倒ですし・・・。
ということで、もっと調べていると「ネルパック」という袋も発見!
これは近所のホームセンターにも売っていたので3袋買ってきました。
▼これがそれ!
ネルパックⅢという物ですが、1つ800円ほどするのです。
しかし、ネルパック30と言うものは600円ほど。
いかに違いがあるのか知る為にネルパックⅢを2袋とネルパック30を1袋買いました。
▼この商品の基本的な米保存の原理は無酸素保存だそうな。
エージレスなる脱酸素材の働きで袋の中をペッちゃんこにして酸素を抜いてしまうそうです。
このエージレスを交換すれば袋に穴が開かない限り何度でも使えるそうな。
そういえば、カイロも脱酸素剤だそうですね。
カイロでも代用できるのだろうか?^^;
▼米をネルパックに入れてある程度空気を抜きパッチンします。
酸素が抜けるまでは上積み厳禁だそうです。
▼翌日にはほぼ空気が抜けてピッシリした感じになっていました。
このまま気温の低い部屋の押し入れに入れて来年の春まで眠ってもらいます。
とりあえず玄米で90kg保存したけど、来春~9月の米収穫までのお米は足りるかな?
ネルパックの保存状態に満足いかなければ来年はハッスイ米袋を買ってみようと思います。
ゆず 「また会える日まで」