
こちらは尺角2本植えで「への字栽培」しているササニシキです。
先週よりも葉の色が黄色くなってきました。
分げつは相変わらず進んでいます。
↑の写真の中央部分に特に色の薄い部分がありますが、
この場所は一昨年の秋からのエン麦で肥料を抜いてトウモロコシを無肥料栽培していた場所。
やはりエン麦で肥料を抜くと肥料は随分と抜ける様です。
しかし、草丈はほとんど変わらないのが不思議なところです・・・。
▼標準的な株はこんな感じです。

よく見ると初期に分げつした比較的細い茎でしょうか?
どんどん枯れてきた様な気がします。
う~~ん・・・
ま・・・なるようになるかな?^^;
▼一番太い株はこれくらいです。

数えてみたら茎の数は細いのも入れると50本近くあります。
田んぼの中の方にはもっと太い株があります。
慣行栽培のように株間を詰めていないので、
1株1株が太くなってくれないと収穫量が減ると思いますが、
疎植しているとはいえ、あまり増え過ぎると病気の原因になるとか・・・
増え続ける茎の数が心配でなりません。
この水田は過去30年以上稲作をしていませんでしたので、水生植物がスゴく少ないです。
というかありません。
▼こんな雑草がわずかに生えています。

後は畦際にスギナと得体の知れない陸生の雑草が少々。
自然栽培をしている水田と違い、雑草の事を気にしなくていいのでスゴくラクチンです。
▼オタマジャクシはいまだに手足がでません。

一体いつになったら手足が生えるのでしょうか・・・
そろそろ一度水を抜いた方が良い様な気がしますが、抜くに抜けません。
はやくカエルになれ~~!!!
▼カメムシの姿もチラホラ・・・

去年もこのカメムシが沢山いましたが、無肥料栽培だったからか被害は無かったです。
今年はわずかではありますがこの水田には肥料を入れていますので、ちょっと心配。
でも、どんな被害があっても今後の為に農薬は使わずに栽培します。
この水田も来年からは再び無肥料栽培する事にしようと思うからです。
できれば冬も水を入れて不耕起栽培したいところですが、
9月半ばには地下水のくみ上げが終了するので不耕起栽培は不可能です。
どうにかして不耕起栽培するいい方法は無いものでしょうか・・・。