
こちらは有機栽培しているササニシキです。
砂地の水田で去年はスゴく水が抜けましたが、
今年は代掻きをしつこくしたのでほとんど抜けません。
肥料も少し入れていますので、昨年に比べれば育ちがいいです。
1株当り2本植えで株間は30cmとっています。
圃場全体の変化は葉の色にあります。
全体に葉が色濃くなりましたが、
昨年まで野菜の無肥料栽培をしていた区画に植えている稲の色が急に濃くなった事です。
田んぼの上半分(梅畑の近く)の稲がそうです。
先週は目で見て解る色の薄さだったのに・・・
となりの梅畑は私の師匠の梅畑で無肥料無農薬の放任栽培畑です。
なので梅畑から肥料が流れてきたとか考えられません。
▼現在の平均的な株はこんな感じです。

無肥料の自然栽培ササニシキよりもやはり本数が多くなってきました。
分蘖が進んでいる株はすでに40本程に増えています。
そろそろ分蘖を止めないと通気の問題で病気が出易くなるとの事・・・
そろそろ水を抜きましょうか・・・
この水田にもアオミドロが局地的に増えています。
アオミドロは放っておくと地温の低下を招き、生育が著しく落ちる・・・
そう本に書かれていましたが、そんな事はありませんでした。
▼まったく変わらないと思いませんか?

もっとも、これからの生育に差が出るのかもしれませんが、
今の生育を見る限りではなんの不都合も無いように感じます。
▼茎も太くなりました

去年同じ場所で栽培した稲とは全然違います。
今年はちょっと期待できそうな予感♪^^
▼草丈は72cmくらい

自然栽培のササニシキよりすこし大きいです。
▼水深は昨日の雨でまたしても増加・・・

そろそろ水を少なくしたいのですが、一向に水深が減りません・・・。^^;
▼雑草も少しだけ生えてきました。

今まで稲作をしていなかった場所はやはり水生の雑草が少ないです。
というか、生えていません。
除草機も使う事無く手作業でホイホイと抜けるのでラクチンです。
ところで、草を取ろうと田んぼに入ると稲の根が明らかにブチブチ切れています。
問題ないのでしょうか?^^;
渡辺真知子 「別れてそして」