
立石中長ナスの生育がいまいちです。
苗床のナスの発芽率が悪く、後日ポットに種を蒔いて育苗しました。
5月31日に定植してそろそろ1ヶ月になろうとしています。
水分は充分過ぎるくらいですが、日照が悪いのが主な原因でしょうか?
生育が悪いですが、すべての株に花が咲きはじめました。
▼先日株間に施肥したので雌しべの長さも良い感じに伸びています。

しかし、この一番花は摘花します。
株を力強くする為に10段程も花芽を掻くキュウリと違って
ナスは成り癖を付ける為に一番果は確実に結実させる方が良いと言われています。
しかし、現在行っている実験の途中段階では一番花を欠く方が圧倒的に収穫量が多いです。
▼これが実験用のナス3株です。

3株とも同じように1果1葉に剪定しています。
では、現状の収穫量を確認してみます。
▼一番花を取っていないナス(A)の収穫量

4本
▼一番花を取ったナスの収穫量

9本(筆順が間違っているのはご愛嬌です。^^;)
▼一番花を取っていないナス(B)の収穫量

2本
こんなに差がついています。もちろんナスの個体差もありますし、
成り疲れで株が弱って後半ダメになる可能性もあるかもしれません。
それにこの実験用の3株はトルバムビガーの台木に接ぎ木をしているので、
実生で自根のナスには同じ様な事が言えないかもしれません。
でも、理屈で言えば生育の優れないナスの一番花は摘んだ方が良いように感じます。
花 *花 あ~よかった