
先日、無肥料水田を見てみるとなんだか様子が変でした。
なんだか稲が所々抜けている様です。
しかし、よく見ると抜けているのではなく何かが多い被さって倒れている様です。
▼犯人はアオミドロ

先日、水田に大量に水を入れた時にアオミドロが稲の葉に絡まったのでしょう。
その後、風に吹かれたり水位を減らした時に稲が倒れてしまったようです。
とりあえず駆除することにしました。
▼うわ~~!これは酷い!

完全にアオミドロに埋もれています。^^;
最初は手で取っていましたが、味噌汁に浮かべたトロロ昆布のようにすくいにくい。
と言う事で熊手を利用することにしました。
これで、稲もろとも引っ掻くようにして取りました。
▼このようなネット状のものもありました・・・。

調べてみるとアオミドロとは肥料の入れ過ぎで発生したりするそうです。
しかし、ココは無肥料水田。
肥料は入っていないんです。
ただ気になる事がひとつ。
以前、補植した時に水田に入ったときは土の中から泡が吹き出す事はありませんでした。
しかし、この日は一歩踏み出す度に「ブクブク・・・ブクブク・・・」と泡が出まました。
これは恐らく雑草や稲藁やもみ殻が醗酵しているのだと思います。
あと、収穫の遅れた出来の悪いニンジンも土に差し込んでいます。
それらがアオミドロを発生させたのでしょうか?
▼とりあえず90%は撤去完了しました。

しかし、翌日(本日)水田を見るとまた昨日と同じようにアオミドロが発生していました。
ひょっとして下にあったものが上に浮いて来たのかも?
アオミドロの稲に対する直接的な被害は地温の低下による生育の阻害らしいですが、
水が濁っていても同じ事が言えるのではないでしょうか?
とりあえず稲が倒れない大きさになるまで水張りはしないでおきます。
アオミドロってそのうち腐って肥料になる様な気もします。
もしもアオミドロが海藻のようなカリウムやミネラル分を含んでいるのならば、
自然栽培という観点からは放置しておく方が逆に良い事なのかもしれませんね。
ただ・・・水田がブサイクになって嫌です!!!!(>_<)
ブサンボマスター 「言いたい事も言えずに」