この釣ったばかりのカツオを使ってまずは肥料を作ります。
これはカツオと言ってもマルソウダ。
和歌山ではロウソクとかメジカと呼ばれます。
うどん等の出汁に使われる旨味いっぱいのマルソウダの荒節を作りたいと思います。
まずは熱湯に入れ40分ほどにて茹で節を作ります。
粗熱を取って桜のチップで薫製にするのですが、食べるわけではないので
100℃のオーブンで1時間。冷まして翌日また1時間。
▼カッチカチになりました♪
いい香りがします。
私が食べたいくらいです・・・。
▼それをミキサーで粉々にします。
最近のミキサーは強いですね。
▼見た目はでんぶ。香りはカツオの角煮。
ごはんに乗っけて食べたらおいしいでしょう~~♪
でも、これは肥料。
魚系の肥料の中でもカツオやニシンは果樹や果菜が甘くなると評判です。
そしてお米もおいしくなります。
お隣のおじいちゃんは毎年ニシン粕を使ってお米を作ってますがかなり美味しいです。
トウモロコシは同じイネ科なので甘くなるのではないかな?
と、期待満々で栽培に挑んでみます。
▼いろんなモノと混ぜ合わせます。
★ソウダカツオ
★魚沼産コシヒカリの米ぬか
★牛糞堆肥
★トリコデルマ菌入り有機培養土
これを畝全体に撒布して五鍬で鋤き込んで種を蒔きます。
▼今回のトウモロコシはこれ。
一昨年食べてかなり甘くて気に入ったトウモロコシです。
カツオ肥料で更に甘くなってくれるでしょうか?
▼株間30cm条間40cmくらいの千鳥に蒔きました。
とりあえず1ヶ所1粒まいて、余ったので適当に2粒蒔きにしました。
少々欠株が出ても受粉には問題ないかと思います。
▼種を蒔いたら使い古しの不織布を被せて完了。
いつもは防鳥糸だけなのですが、
ココは元々小麦を作っていた場所。
キジバトが今でもこぼれた小麦を求めてやってくるので念には念をです。
▼しかし、不織布が寸足らず・・・
ココは防鳥糸で対策しました。
無事に発芽してくれますように♪^^
今の時期に蒔くとメイガの虫害が心配ですが仕方ない・・・。
半分まともに収穫できれば良しとします。
▼随分前に種を蒔いた自家採種の無肥料ピュアホワイトは1つも発芽せず・・・
がっかりです。
やっぱり念のために種を買っておくべきでした。
サザエさん