ナスの根洗い | 自然派で行こう♪

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一番花を摘花した株に二本のナスが出来ました。

今年は二種類のナスを育てています。

これは千両2号の接ぎ木苗です。

台木はトルバムビガーで、とても馬力の強い台木です。

今年はこのナスを実験に色々と使ってみたいと思います。

ナスを元気に育てる方法には色んな方法がいろんなところで紹介されていますが、

この一番花を取る方法はタキイの指導員さんが言っていた方法。

今のところ、一番花を摘花した株はこれが初収穫(2本)のナスの収穫となります。


▼あまり良いナスではありませんが、傷も無く柔らかそうです。
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▼収穫したら「正」の文字をマルチに書きます。
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ナスと言えば切り戻しや根切りなど収穫を長く続ける為に手段が使われます。

植え付けの際にも色んな方法があるようで、

去年は育苗ポットの底に穴を空けてポットのままで定植する方法を取りました。

結果は・・・初期生育が良かったものの、

結果的にはあまり変りがない様な・・・

と言う事で、今回は「根洗い」をします。

根洗いとは永田農法で行うポットの土を洗い流す為に根を洗って切る方法ではなく、

定植時にポットの土が畝よりも飛出すように浅く植え、

ナスが活着したら飛出している部分の土をホースで洗い流して根をむき出しにする方法。

そのうち根が緑化してきます。

こうする事により不定根が減り、直根が伸びるそうなのです。

そして病気にも強くなり酸素の供給も促されるとか。

ウリ科作物の根上がり育苗と同じ理論だとか?

浅くしか張らないウリ科作物の根を深く入れる為の育苗方法らしいです。

松などの樹齢の長い大木は地上に根が出ているのをよく見かけます。

長寿だからこそ年月をかけて土が風化して根が出たのでしょうか?

それとも根が出ていたから長寿なのか・・・?


▼根が緑化しています。
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本当は定植後45~50日あたりに洗うみたいですが、

ハウス栽培でもない限り、わざわざホースで洗わなくても大雨で勝手に土が流れますけど・・・。

この方法、ナス科の植物全般に効果があるとかで、

トマトにも効果があるそうです。

私は畑でのトマト栽培を始めた頃、

故・井原豊さんの本に載っていた成長点から下の数枚の葉を残して切り、

茎の大部分を土に埋め寝かせて植える「寝かせ植え」を試してみました。

その方法は樹勢のおとなしい品種には向いていましたが、樹勢の強い品種には不向きでした。

不定根が茎から沢山出るためか・・・樹勢の強い品種では暴れてしまうのです。

(無肥料栽培には逆に向いているかもしれません。)

そして葉を切ったらすぐに植えず、乾燥させて植えないと病気にかなり弱い気がします。

いっぽう、この方法は不定根を少なくする方法。

この後定植するトマトで試してみたいと思います。

あ・・・話しがそれました。^^;

この根洗いは寝かせ植えとは相反する方法ですね。


▼さて、摘花した株はこの秋までに他との株と収穫量の差がついているでしょうか?
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そして、根洗いの効果はいかに!?

※毎年の様にナスをモルモットにして遊んでいますけど、私はナスが大好きです。



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