
今年こそはナメクジのいない畑で快適なイチゴ栽培を!
と、思っていたら畑の周囲のコンクリート側溝の脇でちいさなナメゴンを発見!
ナメクジのいない畑って無いものだろうか?orz
去年の無肥料+マルチ無し栽培ではまったくナメクジがつきませんでしたが、
マルチなしではやっぱり泥ハネで大変でした。
今年は知り合いのお子さんにイチゴ狩りを楽しんでもらいたいので、
泥ハネしたイチゴをその場で食べて頂くのはさすがに可哀想・・・
というか、泥だらけのイチゴなんて食べませんよね。^^;
かといって、マルチシートをするとナメクジの巣窟になりそうなので、
ちょっと工夫する事にしました。
▼とりあえず畝に生えた雑草を適当に引っこ抜きましょうか・・・

そして、地表のバーク堆肥を畝に埋め込みました。
冬の間の防寒対策でバーク堆肥と燻炭のマルチをしていましたが、
さすがに猛烈な北風で燻炭は飛ばされてました。^^;
また、未熟なバーク堆肥マルチと全層施用は窒素飢餓を起こしたらしく、
何もしていない畝のイチゴよりも生育が悪く色も悪いです。
やっぱり未熟な堆肥はダメですね~。
特にバーク系の未熟な堆肥は最悪です.
もう一度熟成させれば良かったです。^^;
作業をしているとこんなもの発見!
▼イチゴの株からキノコが生えています・・・( ̄ー ̄;

ひょっとして、イチゴに生えるイチゴダケ?
▼1枚剥がしてみました。

まるで耳みたいです・・・
触ると何となく気持ちいい~♪
しかし今はそんな事をしている時間は無いのだ。
もうすぐ仕事の時間だから・・・
▼さっそく燻炭をしきます。

何故燻炭を敷いたかと言うと、燻炭の持つイオン効果でナメクジが寄り付かないのでは?
そう思ったからです。
2年前に銅板によるカタツムリの忌避効果を実験しましたが、→(実験結果)
結構な忌避効果はあります。
しかし、問題はマルチの内側です。
マルチの中にナメクジが進入すればそこで繁殖して被害が増えます。
かといって、銅板を畝全面に敷き詰めるのはお金がかかり過ぎます。
と言う事で、金属イオンではないものの、イオン効果を期待して燻炭をマルチの中に敷き詰めます。
▼燻炭敷き詰め完了♪

さて、問題はココからです。
マルチシートには色んな色がありますが、
一番適している色は何色だろうか?
いま迄は黒のマルチを使ってきましたが、
その他にも白、透明、緑、シルバー.etc
色々なマルチシートがあります。
黒:今まで通りで一番無難。
透明:穴を空けやすいけど、燻炭併用のため、穴から猛烈な熱気が出てイチゴが枯れるかも?
シルバー:地温が上がらず初夏迄の仕様は避けた方が良いかも?
不織布:穴を空けやすく燻炭併用のため地温も結構上がるし水やりも簡単。
▼と言う事で、とりあえずは燻炭が飛ばされないように不織布を使いました。

このまま不織布を被せておいても良いけど、
不織布は収穫が始まる頃に雨が降るとイチゴの味が薄くなってしまいそうな事。
ビニールトンネルで雨除けをしても良いんですがそれも面倒・・・
▼と言う事で、まだ穴を空けるのは待っておこう・・・。

う~ん、何色のマルチにするか?それともこのまま不織布を使うか・・・
悩みます。^^;でもそれが、楽しいです。
野村真樹 「一度だけなら」