
このままでは貴重な暮坪かぶが明日にでも絶滅してしまう。
他のアブラナ科野菜はまた蒔けるし、種も売っている。
しかし、この暮坪かぶは去年のあまり種。
今年は野口種苗さんでは販売されなかったのです。
(震災の影響でしょうか?)
他に入手先も知らないので、本当にコレが最後のチャンス。
根菜類は移植はしないのがセオリーですが、移植しても育ちます。
特に辛味大根と小かぶは移植して育てた経験があります。
形は若干おかしくなりますが・・・。
▼毛細根を出来るだけ切らない様に周囲の土ごと移植ゴテで抜き取り・・・

土を洗い流します。
虫のタマゴが付いていたら厄介ですから・・・
▼そして隣の畝に移植。

隣の畝なので、ココでもやられるかもしれません。
なので、数十メートル離れた今年から借りた畑へ5本だけ移植。
▼移植するのはニンニクの条間

ニンニクの条間追肥は2月にする予定ですので、
それまでそこで育てます。
暮坪かぶの収穫は11月の中旬~12月初旬を予定。
(ココでは肥料を入れているので無肥料栽培ではありません。)
▼数時間後・・・

息も絶え絶えの暮坪くん。
頑張って活着して欲しいものです。
庄野真代 「ラスト・チャンス」