
本当に恵みの雨なのか?ひょっとして破壊の雨かも?
まとまった雨が降ると最近はそんな不安に襲われます。
一般に「良い雨」って言われる適度な雨は本当に少なく、いつも土砂降り・・・。
この写真の畑は家の隣の畑ですが、左から2番目の雑草で青々とした畝はニンジンの畝です。
台風ですっかり流され発芽率は1%~2%ではないでしょうか?
8000粒蒔いたのに発芽をざっと確認したら100本未満。
最悪の発芽率ですが、いまでも発芽は続いています。
▼でもこのままでは収穫量は期待できないので、10月10日に別の畑で新たに種を蒔きました。

その4日後・・・
まだ発芽もしていないのに大雨の予報。
不安にならざるを得ません。
ということで・・・早朝のうちに大雨対策をすることにしました。
▼といってもとっても簡単。

透明マルチを被せただけです。
覆土が薄いニンジンなので、雨で流されない様にする為に頭に浮かんだ方法は・・・。
① 新聞紙でおおう。(雨で破れて雨後の風で飛ばされる)
② モミガラを沢山被せる (発芽前なので後でモミガラを取り除くのが大変)
③ トンネルを設置する (トンネル内の畝が冠水すると流される)
というわけで、透明マルチを被せるだけにしました。
これだと冠水してもマルチ内部の気圧の関係で畝表面にまで流水がくる可能性は低くなります。
しかも、好光性のニンジンの種。
日射しもおだやかな季節なので雨後の地温アップには透明マルチは最適だと思いますが、
発芽を始めたら放っておくと徒長するので要注意・・・。
どうかマルチの屋根がニンジンの種を守ってくれます様に!(。-人-。)
▼あとはニンジンの畝の周辺に水がたまらない様に排水工事。

管理機を使って手っ取り早く明渠排水させることにします。
▼後で見に行きましたが、思惑通りに水は流れているようです。

間に合ってよかった!^^
しかし、情けなくなる程の雨男ぶり・・・
梅干し干せば雨、種を蒔けば雨・・・まいったね~。orz
しかも、雨が欲しい時には降らないんですよね・・・。
チューリップ 「サボテンの花」