5日5晩の天日干しを終えて白干梅が完成しました。
普通は三日三晩の天日干しと言われますが、
干し始めの初日の晩が雨が降ってきたので慌てて梅酢にもどし、
翌日から干し始めるも、またもや夕立に見舞われそうになり、室内に取り込む・・・
そんなドタバタとした天日干しなので5日かかりました。
でも、出来上がりはすごくいい感じです。
梅干は干したりないと保存中に梅の蜜がでてきて風味が悪くなるように思います。
かといって干し過ぎても固くなるので、加減がなかなか難しいです。
プロの梅農家さんはみただけでわかるそうです。
▼塩が吹いていかにも白干しって感じです。
出来立てはまだ味が馴染んでいないので、2ヶ月は寝かせてから食べます。
でも、新しいうちは新梅干なりの美味しさがあるのでコレはコレで個人的に好きです。
▼容器に小分けして保存しました。
いつもお世話になってるトマト屋の兄貴へのお裾分け用は特別良い梅を厳選しました。
これで白干梅は完成ですが、お次はしそ漬梅を作ります。
▼畑に自生している赤のちりめん紫蘇を使います。
去年は小さなうちに畝に植え替え、肥料をあげて育てましたが、
今年は自生のまんま・・・肥料も何も与えていません。
だから凄く小さいです。
▼でも、肥料を与えないと虫食いが非常に少なくなります。
▼それにしても雑草だらけ・・・
こんな雑草の中でも赤じそは見つけやすいです。
20株程収穫して即行で持ち帰り、水洗いします。
▼良く洗ったら水に浸けて乾かします。
吊るして陰干ししても良いですが、
多忙の時等、もみしそにするタイミングを逃すとカリカリになってしまいます。
だから水を吸わせつつ乾かします。
▼ここで梅酢の登場
完熟の果肉がつぶれて梅酢の中に溶け込んでいるせいか、一層フルーティーな香りです。
コレで鮎の背越しを〆て食べるととても美味しいです。
梅酢は梅の色んな成分が滲み出て体にもとても良いです。
梅酢は醤油や味噌が登場する以前からある日本古来の調味料で、
新しい梅酢を料理に使うと楽しいです。
また、薄めてうがいに使ったりしても効果があるそうです。
香りが飛んだ古い梅酢はお風呂の洗面器の水垢取りや、
まな板の消毒、自転車のリム等の錆び落としに使えます。
▼塩揉みしてアクを抜いた赤じそを梅酢で洗ってしぼり、もみしそを作ります。
梅酢に戻して赤梅酢にしても良いですけど、
今回は赤梅酢はつくらずに濃い赤じその風味をそのまま梅に染み込ませるとします。
▼容器にもみしそと白干梅を交互にサンドイッチにします。
この状態で5日程置けば中まで赤く染まると思います。
▼2日後、だんだん色が染み込んできました。
この秋は自家製の米と自家製の梅干しで日の丸弁当を作ろうと思います♪
楽しみです♪ \(^o^)/
On The Sunny Side of The Street