またもやニンニクに病気が発生しました。
ニンニクは連作出来ると言いますが、やはり連作を続けていると色んな病気が出て来ます。
連作が原因か?と言われれば謎な部分もあります。
しかし、ニンニクをこの畑で作りはじめた頃は病気になんてなりませんでした。
すべてのニンニクが順調で色もカタチもキレイでした。
今年もそろそろニンニクの収穫が近づいて来ています。
ニンニクは葉が2/3程枯れたら収穫と言われますが、
その目安も品種や育て方により変わって来ると思っています。
一番上↑のニンニクは自家採種を繰り返している遠州極早生です。
今のところ全く病気がなくてスゴく元気です。
しかし・・・
▼ホワイト六片はモザイク病にかかりました。
葉っぱがギザギザに折れた感じに生えて来ます。
葉っぱはギザギザでもニンニクそのものが無事に収穫出来ればいいのですが・・・
今のところは見た目に元気はありますので、様子を見ることにします。
問題は・・・
▼国産ホワイト種なる品種のはっきりしないニンニク
成育中、ずっと元気がなく葉が途中でぐんにゃりと項垂れるようになっています。
葉も枯れて来たように見えますので、収穫が近づいたって事でしょうか?
それにしても早い!極早生よりも枯れ始めるのが早いです。
しかし、収穫が近づいたって事ではなかったようです。
▼茎が傾いています。
良く見ると色が変です。
今年は竹酢液とスギナ液でサビ病を撃退出来ました。
葉にはサビ病の形跡や痕跡はありません。
しかし、葉にはサビがなくとも、球根には影響を及ぼしていたのかも・・・
ひょっとして春腐病でしょうか?
▼抜いてみました。
茎は本当にスカスカのグニャグニャです。
▼本当ならカチカチの茎のはずですが・・・
手で揉むだけでこんなになってしまいます。
周囲にも同じ症状の株がいくつか有ります。
本当にニンニクって収穫目前の病気に悩まされますね・・・
▼皮を剥いでみました。
9片のニンニクが出来ていました。
中は腐っていないようです。
香りもとてもいい香りが漂っています。
後2~3週間持ってくれればこんなにならずにずんだのにな~~。
全滅はしないと思いますが悲しいです・・・
不思議なのは自家採種を続けている消毒をしていない遠州極早生が病気知らずで、
ウイルスフリーであろう高価な種球が病気になってしまっている事です。
青森県産業技術センター野菜研究所のページにはこう書かれていました。
以下引用---
本県はニンニク、ネギの国内有数の産地であり、夏秋イチゴの作付けも拡大している。ネギ
では連作により病害虫の発生が増加傾向にあり 、それに伴い化学農薬の使用回数が増加してい
る。 そこで防除適期予測に基づく農薬低減技術を確立する。 ニンニクでは、ウイルスフリー種
苗の導入や被害株の抜き取り等の対策を行っているにもかかわらず、ウイルス病により激しい
モザイク症状を示す株が増加しいる 。そこで、 弱毒ウイルスによる感染低減技術を開発する 。
夏秋イチゴでは要防除水準に基づく生物的・物理的防除を組み入れた総合的病害虫防除技術を
開発する。
---引用終了
昨年の記事のようですが、厄介ですね~。^^;
今年からホワイト六片を増やして遠州極早生と切り替えようとしていたのですが、
遠州極早生のほうが病気に強いようです。
やっぱりこの品種を今後も栽培しようと思います。
BUZZ 「ケンとメリー~愛と風のように~」
ニンニクとは全く無カンケーの懐かしい曲でした。w