トイレットペーパーの想い出 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。

被災地や首都圏以外でも物不足・食料不足が騒がれている昨今ですが、

調べたらお米は実際のところ、備蓄充分だと言う事です。

しかし、買い占め、買いだめは何も食料に限った事ではないですね。

乾電池も作ればまた店頭に並ぶし、トイレットペーパーもまた然り。

しかし買い占める人がいたら一時的に店頭から姿を消し、

行き渡らない人が出て来るのは当然。

さて、トイレットペーパーが無かったらあなたはどうしますか?


私はトイレットペーパーに衝撃的な想い出があります。


私が19歳の時、大阪のデザインの専門学校に通わせてもらっていました。

住んでいたのはマンションやアパートではなく、専門学校の寮。

そこには新潟・静岡~沖縄からデザイナー志望の若者が集っていました。

デザイナーを志す者はやはり一風変わった人が多く、

服装も髪型も普通の人とはちょっと違う人が多かったと思います。

見た目だけでなく性格やライフスタイルもかなりエキセントリックな人が多く、

私も例に漏れませんでした。

今は至って真面目な普通の人間ですが、

当時は地元では「ちょっと変わったヤツ」扱いされていました。

しかし、その寮には私なんぞ足元にも及ばない変わった人達が集結していたのです。

勿論まじめでフツーな人もいましたけどね。



そういう意味で寮生の中でかなり目立っていたのが

「安田くん」という、ローリングストーンズ命な若者。

見た目は今風に言えばかなりのイケメン。

キースリチャーズを意識した髪型で、ガリガリに痩せてて目もうつろ・・・

夜道を歩けば職務質問の嵐であろうその風貌とはウラハラに

性格は至っておだやかでとんでもなく気長。

彼は在寮中にいくつもの伝説を残しています。

そのひとつが、ブラックジャック・トイレットペーパー事件。



ある日、部屋に友達が集り、ブラックジャック(トランプ)をしていました。

その中にくだんの安田くんも混じっていたのですが、

ゲームの途中で「ちょいとトイレ。俺が戻るまでちょっとまってて!」

といってトイレに走りました。

5分が過ぎ、10分が過ぎ、30分が過ぎ・・・一体どうしたんだ?

自室に戻って寝たのだろうか?

心配になっていた頃、安田くんは戻って来ました。

みんなが彼に「どうしたんだ!?何してたんだ?」と問うと、

彼の口からとんでもないひと言が発せられました。


「トイレットペーパーが無かったから乾くまで待ってた。」

一同絶句、唖然としました。



彼の行いが尋常でない事は理解していますが、

現在、モノの買い占めによるモノ不足が起っています。

いざとなったら安田くんの様な

「心のゆとり」と「焦らない気持ち」が必要なのではないでしょうか?

洗浄器付き便座がかなり普及している現在、

紙が無くても布とかで何とかなりそうな気もします。




変なお話で失礼しました。 <(_ _*)>