
このところ自家製野菜で作るタジン鍋にハマっています。
特に、白菜をどっさりタジン鍋に使うと甘さが際立ち美味しいですよね。
先日いただいた極上オリーブオイルとピラミッド塩でタジン鍋を堪能した後は、
敢えて「B級グルメ路線」に走ってみます。
タジン鍋を腹7分目あたりまで食べたら具を残し、〆にとりかかります。
新たに追加する材料は・・・
▼アタリメです。

アタリメをどうするかというと、
あらかじめバットやボウルなどに切り裂いたアタリメ1杯分を入れて
水をヒタヒタに浸かるくらいに注ぎます。
そうして、水に戻す事約数時間。
ふんわりして来たら準備はOK!
時間に余裕が無ければ少々固くてもOKかも?
▼アタリメを戻した水も一緒に鍋に入れます。

そしてそのまま火にかけて煮込みます。
しかし、アタリメの出汁だけではちょっと上品なので、
顆粒の鶏ガラスープの素も入れます。
香味(シャンウェイ)や味覇(ウェイパー)とかでも良いでしょうけど、
顆粒のスープでも、野菜の旨味に加え、アタリメからも旨味が出ているので充分です。
せっかく出た野菜の旨味や甘味、それにアタリメの出汁をムダにしている様にも見えますが、
それはそれで美味しいのです。
ポイントは白菜をドッサリ使い、その水分が鍋にタップリあるうちに作り始める事です。
しかし、イカ臭い・・・でも、我慢!
▼アタリメが「普通のイカ」の様になったら準備はOK!

この頃になると、「イカ臭さ」が「イカにも旨そうな香り」に変貌し、
味的にもアタリメの出汁が出てスープも良い感じに仕上がっています。
貝柱、アワビ、昆布、椎茸、野菜・・・
多くの食材は干すと旨味が増しますが、イカも同じです。
生のイカを使うよりもずっと美味しく深い味わいに仕上がります。
野菜が少なくなったので、青梗菜を追加しました。
九条太ネギとか入れても美味しいでしょうね~♪
▼最後に麺を入れるだけ♪

麺はチャンポン用の麺があれば言う事無いのですが、
地元にはチャンポンの麺だけでは売っていません。
だから太いゆで麺(中華麺)を使いました。
ちょっと固めに湯通しして、タジン鍋の中に食べる分だけ放り込みます。
無くなったらまた放り込みます。
さて、タイトルの「佐賀風」ですが、なぜそんな名前を付けたかというと、
「秘密のケンミンSHOWで佐賀県民はチャンポンにウスターソースをかけて食べる」
という事が紹介されていたからです。
それだけなら面(麺?)食らって食べようとは思いませんが、
佐賀の食通ファーマーモリチンさんのブロブに紹介されていたので、
私もマネして実際に試してみましたが、メッチャ美味しい!
▼ということで、味の決め手はウスターソース

最初はおそるおそるでしたが、
最近ではすっかりハマってしまいました。
本当に美味しいです。
特にイカの風味が効いているとよくあう様に感じます。
▼どっぷり付けていただきまーす!

(*゚∀゚)=3 ウマー!
本当に旨いです。冗談抜きに旨い!
野菜の旨味、アタリメの旨味、顆粒鶏ガラスープのジャンクな旨味。
それがウスターソースによりいい具合に統括されているって言うんでしょうか?
チャンポンとソース焼きそばの中間の様な味わいです。
しかし、まったく何の違和感もありません。
適当に作りましたが、これは大当たりです♪
タジン鍋の〆にお困り(?)のかた!
だまされたと思って是非お試し下さいね!
EAST END × YURI 「MAICCA -まいっか」
アタリメに使われているイカは「真イカ」ではなくて、
ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカらしいです。
へぇ~~。