紀州田辺人はアイゴの干物が大好物。 | 自然派で行こう♪

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紀州田辺市出身の人はアイゴの干物が大好きなんです。

ケンミンShowではありませんが、地域限定の干物と言っても過言ではないのかも?

それくらいアイゴの干物は恐らく他の地域では食べられないと思います。

去年も確かアイゴの干物を記事にしましたが、

今回はこのアイゴの干物を美味しく干すコツを書いてみたいと思います。

このアイゴは12月19日に釣ったものです。


▼背中から包丁を入れて内臓を取り除きます。
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この作業の前にトゲというトゲをキッチンばさみで切っておきます。

そうしないと非常に危険だからです。

というのも、この魚には毒が有り、刺されるとメチャクチャ苦しむからです。

そして、キレイに開く必要もありません。

開いた時に多少身が骨についているくらいに残しておくのです。

かといって、あまり残し過ぎてもいけません。

ちょっと残るくらいが良いんです。


▼塩をします。
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塩の仕方には振り塩、立塩、色々ありますが、

私は紙塩という手法を使います。

これは、魚に直接塩をふるのではなく、

魚に紙を被せ、その上から塩をするのです。

こうする事により、塩が紙にまんべんなく行き渡り、平均した塩加減に仕上がります。

使う紙は本来は和紙ですが、

キッチンペーパーでも問題ありません。

紙の上からラップでくるみ、冷蔵庫(パーシャルとかチルド)で2日~3日寝かせます。

塩をしたらすぐに干す・・・それは、アイゴの場合はタブーです。

さらに、一夜干しもタブーです。

干し方が足りないと、焼いている行程で皮が縮んで身と骨が離れてしまうからです。

味もよくありません。

じっくり塩をしてじっくり干す。

これがコツです。


▼干し始めて2日目。
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風のある日は2日でOK。

風の少ない時や日照がない時は3日干します。

太陽の恵みが魚にめいっぱい行き渡ったら取り込みます。


▼良い感じに干し上がりました♪
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このまますぐに焼いても良いですが、

ラップにくるめばパーシャルやチルドで1週間は持ちます。

たくさん作って保存しておきます。

食べ方にも色々コツというか、楽しみ方があります、

それは、後ほど♪