とろっとろの下仁田ネギ収穫開始。 | 自然派で行こう♪

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霜が数回降りたので下仁田ネギの初収穫をしました。

今年の下仁田ネギは仮植え後の管理が疎かになり、生育がいまいちです。

しかし、実際の所大きくても小さくても味の感動は変わりません。

大きいと収穫の喜びが多少大きいってだけです。

さて、初収穫の下仁田ネギを食べるにはまずは鍋。

ポタージュも格別ですが、手っ取り早く鍋で頂きます。

手っ取り早くと言っても、なかなか手間がかかります。

鍋の材料は自家製の白菜など、それに魚を釣って来なければなりません。

本日はタイミングよくグレ(メジナ)が釣れたのでソレを使いたいと思います。


▼畑で三番目に大きな下仁田ネギを収穫する事に決めました。
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普通の長ネギと違って白い部分が短いので掘るのもスゴくラクチンです。^^

短いけれど普通の長ネギにはない旨さが下仁田ネギにはあります。

決定的な違いは加熱した時に生み出される甘さ。

この甘さの元は硫化アリルです。

硫化アリルとはタマネギを切った時に涙を流させるあの成分です。

下仁田ネギは普通のネギに比べ、その硫化アリルが約3倍含まれていると言われます。

その硫化アリルは辛味成分なので、生で食べるととんでもなく辛いのですが、

加熱する事により、プロピルメルカプタンと言う甘味成分に変わります。

だから、普通のネギに比べてとても甘いのです。


▼手抜き栽培が祟り、根元の太さもほんの5cm。
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本場群馬の下仁田のネギは食べた事はありませんが、スゴく美味しいと聞きます。

育て方も素人が作るソレとは全然違うのでしょうね。

一度食べてみたいものです。


▼切ってみました。
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中心に見える芯のような部分がとても美味しいです。

ポタージュにすると全部ごちゃ混ぜなので一体化した味になりますが、

鍋にすると芯の部分以外はどうも筋張ってて美味しく感じません。

しかし、旨い芯や新芽の部分は雑味なしの下仁田ネギの味が楽しめます。


▼これが今日釣って来たグレ。
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サイズは測っていませんが、大きく無いです。

32~33cmくらいです。

磯にはたくさんの釣人がいましたが、釣れたのはこの一匹のみ。

めちゃラッキーでした。^^


▼これをそぎ造りにして準備万端。
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コレをしゃぶしゃぶにする訳ですが、

主役はコレではありませんので、グレの登場はココまで。


▼鍋の用意が出来ました。
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その前に乾いた喉を潤します。

今日は気温が非常に高くて、釣り場では終始汗だくでした。

もうのどカラカラ・・・


▼と言う訳で、私が一番好きなビールの登場です。
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銀河高原ビール♪通常のビールは二条大麦で作られていますが、

これは小麦で出来たビールです。

AちゃんがCMしているあのビールよりも、七福神の1人がキャラクターになっているあのビールよりも

私はコレが大好きです。

ひとくち飲めばその違いが一目(?)瞭然。

何もかもが普通のビールとは違います。

ちびちび飲んでも美味しいビールはこのビールだけだと思います。

ちなみにコレをヌカ床に入れるととても美味しい糠漬けが出来ます。 (*゜∀゜)=з


▼普通のビールの様にクリアではありません。
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まるでマンゴーやパイナップルのジュースの如く、濁っています。

その味はとことんフルーティーで、甘くてうまーい!

けれど、しつこく無くてのど越しスッキリ後味サイコー♪

でも、焼肉食べる時には味のうすいスーパードライが向いているかな?^^;

さて、話が横道にそれまくったので、元に戻します。^^;


▼下仁田ネギで一番美味しいのはこの芯の部分・・・
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では無くて・・・


▼ココです。
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芯の部分も美味しいですが、芯が伸びて緑色になった新芽が一番美味しいです。

トロトロでなめらか。

口の中に入れるとすぐに溶けます。

そして甘さが一気に広がります。



考えてみると、下仁田ネギの美味しい部分はほんの少しです。

この僅かな部分の甘味と食感を楽しむために1年と3ヶ月もの栽培期間が必要なのだから

本当に貴重なネギといえます。

どうにかしてこの部分(芯と新芽)を大きく育てる事は出来ないだろうか?



青い三角定規 「太陽がくれた季節」