
有機栽培ポンデローザの1本がしおれているのを先日発見。
最初はトマトと私の最大の敵である、青枯れ病かと思いましたが、
どうやら違うようです。
青枯れ病は高温期に発生する病気ですが、大して気温が高い時期ではありません。
症状としては朝はしゃんとしていても日中はしおれて、また翌日の朝になると元気になる。
その繰り返しで数日後にはダメになってしまう訳ですが、
今回はしおれっぱなし・・・
風に振り回されて元気がなくなったのだろうか?とも思っていましたが、
今朝見てみてもヤッパリダメ。
あきらめて引っこ抜いてみました。
▼茎を割ってみました。

青枯れ病なら表皮近くの導管が茶色になっていますが、
その症状は見られません。
▼根も白くて青枯れ病とは思えません。

今年は青枯れ病菌を封じ込めるべく、色々手を打っていたので、
青枯れ病でないだけでも一安心です。
では、この病気はなんだろうか?
▼根の廻りに白いカビの様なものが・・・

これは過去に唐辛子に発生して酷い目にあった白絹病と思われます。
発生原因は畝の表面近くに未熟な有機物があると発生するらしいのですが、
今年はラクトヒロックス(有益菌による残渣処理剤)でほぼ完全に分解されていると思います。
まいったな~。^^;原因が分からない。
しかし、このまま放置していては蔓延しそうなので手を打っておく事にします。
▼EM-1と糖蜜で作ったEM活性液と天恵緑汁です。

それぞれを100倍に希釈しておきます。
ラクトヒロックスの残りがあった筈なのですが、見当たらないので
とりあえずこの2つで応急処置をする事にしました。
▼打ち込める所まで杭を打ち込んでみました。

▼そこにEM活性液と天恵緑汁を流し込みました

▼根っこが残っていますが、出来る限り取り除いておく事にします。

ラクトヒロックスとヨモギの葉をこの穴に詰め込んで、
2週間後に余ったトマト苗を定植してみたいと思います。
栽培開始早々に脱落トマトが出ましたけど、
しかし、青枯れ病でなかっただけでも良しとします。