
ホワイトデーに植え付けたジャガイモを掘ってみました。
手前に見えるのは3日前の豪雨と突風の為にへたれてしまった畝の片側のジャガイモ。
今年はちょっと茎が伸び過ぎたようです。
このままでは風が吹くたびに振り回されるので試しに掘って見る事にしました。
今年は自家製のEMボカシ菜種粕肥料のみで育てました。
毎年、窒素以外の肥料を入れていませんが、
今年の菜種粕には少しだけリン酸とわずかなカリが含まれます。
じゃがいもを作るのに窒素よりもリン酸とカリが必要だと言う話もありますし、
いも専用肥料として売られている物には
窒素3、リン酸10、カリ10といった内容の物もあります。
謳い文句は「根を食べる野菜に・・・」と、書かれていますが
じゃがいもって茎ですから・・・。
色んな人の話しを聞くたびに、本を見るたびにチンプンカンプンになります。
が、今までそこそこうまく行っているので窒素メインで育てています。
▼茎を鎌で切ります。

マルチを剥がして、スコップで土を崩してご対面~♪
▼大雨のせいで土が結構湿っています。

マルチをして超高畝にしていましたが、さすがに先日の大雨。
マルチの穴からと、畝の下から水を吸って畝全体に湿気が行き渡っています。
例年、少々の雨降りなら翌日に掘ってもサラサラなんですが・・・。
▼これで1株分。

まずまずの量です。
ちょっと小さな芋もありますが、コレはコレで料理につかえます。
▼もう1株掘ってみました。

▼ん?ちょっと軽度のソウカ病が出ているみたいです。

ソウカ病にも重度があるようで、
内部に達していなく表面だけに少し出ているだけなので気にしないでおきます。
これは、菌による病気らしいですが、
アルカリ性に傾いた土壌で起るとも言われているようです。
畝のこっち側(掘った方)はスギナが無く、向こう側はスギナがびっしり。
なので、向こう側は大丈夫な気がしています。
▼結局2株でコレだけです。

さて、肝心の味ですが、メークイン特有のねっとりとした食感。
程々の甘味とコクがあり、結構美味しかったです。
しかし、硫安と比較して味に大差ありません。
でも、土のために、人のためには有機ボカシ肥料の方が優しそうです。