
本日はラクトヒロックスで畝の深層部に有益菌を入れます。
途中まで作業をして中断していたトマトの畝の溝掘り作業が完了したので、
いよいよ大好きなトマトの畝を作り始めます。
普通なら連作は避けたいところですが、敢えて3回目の連作に挑戦します。
去年は炭で出来た連作障害克服剤とEM-1を使用しましたが、7月末にほぼ全滅。
原因は連作障害と言うよりも集中ゲリラ豪雨によるものと思われます。
昨年はこの場所で連作障害に強いDNAを持つ品種、
タキイの桃太郎ファイトをメインに、
印南産トマトの二世、ポンデローザ、サターンの4種類を育てました。
期待していた桃太郎ファイトですが、長生きはしたものの
やはり、露地栽培には不向きのようです。
露地で一番美味しいと感じたのはポンデローザ。
と言う事で、今年はポンデローザ1本に絞り込んで栽培します。
ポンデローザとは日本に一番最初に入って来た食用トマトとされています。
大して甘くはないですが、決して薄い味ではなく懐かしい味のするトマトです。
そのポンデローザはほとんど耐病性はありません。
しかし、微生物資材の力を借りて連作にチャレンジです。
▼冬の間にかき集めた栗の落葉です。

腐葉土か堆肥を作ろうかと思っていましたが、
ラクトヒロックスと土に混ぜ込めばそれで良いのでは?
という、適当な考えで畝の中に放り込みます。
(ラクトヒロックスはEMよりも地中深くで活動出来るようです。)
▼敷き詰めました。

ちょっと量が足りない様な気もしますが、
後日、竹の枯れ葉も上から同じ様に敷き詰めますので、コレくらいでも良いかな?
▼いよいよラクトヒロックスの登場です。

ラクトヒロックスとは畑の作物の残渣(茎や葉等の残り物)処理用資材です。
しかし、有益微生物が連作障害も克服してくれるとか?
ただ有機物と一緒に鋤き込まないと意味が無いようです。
この畑の前作は白菜です。
白菜の残渣は大量にあり、(とても処理しきれないのではないだろうか?)
ということで、白菜の残渣は使わずに枯れ葉と雑草に代役をお願いしました。
▼ラクトヒロックスは米ぬかと混ぜて使用します。

この1袋で約1反の畑に使用出来るようなので、私の170坪足らずの畑には充分です。
後々割り肥を入れるので余りたくさんの米ぬかを使いたくはないのですが、
仕方なく適正量を使用します。
▼白いのがラクトヒロックス

紫外線にとても弱いので夜明け前か日没寸前に使用すれば良いみたいです。
米ぬかと混ぜ合わせた後、落葉の上に均等にばらまいたら、速攻で撹拌します。
▼先日購入したシバウラのモノ楽という一輪管理機の初登場。

エンジンがウォン~~ウォン~~と息をつきながら回転します。
やっぱり、ちょっとおかしいよ・・・orz
さすがに20年前のマシンです。
操作方法も最近の管理機と違いめんどくさい。
クラッチの安全面もあまり考えられていないような設計で不意なダッシングには要注意です。
▼しかし、耕幅35cmだけあって細かい作業に重宝します。

この直後ケータイの電池が無くなり撮影出来なくなりましたが、
落葉を鋤き込んだ後、左右に盛られた土の片側を切りくずしてフタをしておきました。
次回はハンペン(微生物コロニー)たっぷりの竹の枯れ葉と、
EMとラクトヒロックスを同じ様に鋤き込みます。
そしてその上から植物性乳酸菌飲料のラブレや強力わかもとを希釈して散布。
マルチングし畝を完成させる予定です。
予定通りに連作障害を克服する事が出来るだろうか・・・。(笑)
※ちなみに、ラブレや強力わかもとを使うのは、ヌカ床の発想です。