早速お仲間に加えて頂く事にしました。^^
さて、部活料理2回目のお題は・・・

部活 中華料理で愛しチャイナ部☆ お題「なつかしの味」幼少期編
教育ママゴンだった母には小学生の頃から勉強バッカリさせられていました。
成績が下がると連日連夜で母が付きっきりの勉強の日々・・・
いいかげんうんざりしました。
でも、勉強が終わると作ってくれる夜食がとても美味しいので
ただそれだけを楽しみに勉強していました。
その料理とは「手打ちうどん」(のようなもの)です。
何故、うどんなのか?といいますと、母がうどん大好きだったからです。
私の母は昭和13年生まれ。
幼少の頃は戦争とともに生き、七歳の時に終戦を迎えました。
核家族化していない当時の日本の家庭は大家族。
11人家族のうえ、母は七人兄弟の末っ子でした。
そんな家族構成もあり、戦時中はモチロン、
モノが溢れている現代とは違い、戦後といえど食べ物は粗末だったようです。
その中で母が一番ゴチソウと感じていたのが「うどん」です。
(食べたい時に思い切り食べる事が出来なかったので、
大人になってコッソリ作って食べていたのかな?)
そのうどんを作っている所を見せてもらった事があります。
うどんといっても、本格的な作り方ではなく、
メリケン粉を塩水とまぜ、捏ねて寝かせる事もせず、すぐに切ってしまうのです。
では、覚えている範囲で作ってみたいと思います。
▼材料です。

水と小麦粉と塩だけです。
分量は適当です。母も多分適当だったと思います。
うどんに使う小麦粉は中力粉ですが、
母は薄力粉を使っていたと思います。
強力粉を混ぜようと思いましたが、薄力粉と強力粉を混ぜても中力粉にはならない様なので、
薄力粉オンリーで。
▼塩水を作ります。

使う塩は「ぬちまーす」練り物にはこういう粉末な塩が良い様に思います。
テキサス岩塩のパウダーにしようかぬちまーすにしようか悩みましたが、ぬちまーすで。
塩水を作ったら小麦粉に混ぜて捏ねます。
▼できました。

▼麺棒とまな板を用意します。

平に伸ばして折り畳みます。
▼包丁で切ります。

▼熱湯で茹でて冷水で手もみ洗いします。

▼使うスープはコレ!

美味しく食べようと思えば昆布と鰹節等で出汁を取った方がいいのでしょうけれど、
それでは私にとっての「懐かしい味」にはならないのです。
▼鍋で湯を沸かしスープと麺を入れます。

▼完成しました!

太さも厚さもバラバラのへんてこりんな手打ちうどんのようなもの。
これが私にとっての懐かしい味の1つです。
見た目は悪いけどツルツルとしたのど越し。
何とも言えない手作り感♪
いま食べても本当に懐かしくおいしい味です。

「懐かしい味」大阪編①に続きます。
部活の皆様、今回もお粗末様でした。m(_ _)m
