
これは6年前、高校時代からの親友に新築祝いにもらった花器です。
その親友は今では経営する会社も順風満帆ですが、
当時は経営難でかなり苦しく、新築祝いに頂いたのがこの花器です。
多角経営で古美術商もしているので、お店にあったこの品を持って来てくれたようです。
親友からこれを受け取る時「値打ちがあるから家宝にしてな♪」と、言われました。
私は、目利きではないので全くよくわかりません。
(正直、真黒けで値打ちのある物には見えません。^^;親友にはそんな事言えないけど・・・)
▼木箱の蓋の上部にはこんな文字が

手付花入・・・花瓶なんでしょうね~。
▼これが作者の名前と落款

「正」という落款が押されています。
▼蓋を開けると

何となくそれっぽい雰囲気が漂っています。
▼花入より布の方が高価に見えるのは気のせいでしょうか?^^;

▼これが全体像です。

ね?真黒けでとても値打ちのある様には見えません。
いちど、玄関に花を活けて見みましたが、我が家はどちらかと言えば洋風の造りなので
全く似合わずすぐに木箱の中に戻しました。(笑)
茶碗か皿だったら実用的で良かったのにね~~。
▼なんとなく雑な取っ手

▼底のほうにも「正」の印が。

この作者の名前が解れば「いつの時代のもの」位はわかるのでしょうが、
名前が読めない・・・。楽宗(?)正一(?)?
どなたか読める方いらっしゃいませんか?^^;
▼このセロハンテープの跡は・・・。

親友が新築祝いと書かれたのし紙を木箱に貼付けていたんですが、剥がし損ねてしまいました。^^;
でも、木箱も新しそうで骨董と呼ぶには時代も新しそうです。
このお宝の鑑定結果はいかに?(笑)
新築祝いは親友の気持ちだけで充分なのですが、
ちょっと気になっていたので記事にしてみました。^^;