清澄白河駅から程近い商店街。パン店「パンタレイ」は、この通りにあるはずだ、Googleマップ先生に従って歩みを進める。
昨日のレポでもちらりと記したが、街並み全体の印象は地味なものの風情がある。清澄白河という街となりの知識は殆どないが、どうやら〝火の見櫓〟がシンボルらしい。そして、この通りに資料館なるものがあるのを知る。
下町の資料館といって真っ先に思い出すのは両国にある「江戸東京博物館」だが、自慢じゃないが、まだ幼かったかえるちゃんや食いしん坊のぶうちゃんを連れて一度行ったきりだ
ここはまたそれとは違うのね。
せっかくだから覗いてみることにした。
ひぇー
こちらの空間は常設展示で、江戸時代末期、天保の頃の深川の街並みを想定しながら復元しているそうです。
素晴らしいクオリティ。
街並みの再現。
猪牙船(ちょきぶね)という小型船が堀割に浮かぶ様子です。
おいなりさんを売る屋台。
提灯の文字は右から読むよ。
「稲荷鮓」と書いてあって〔いなりずし〕
これは分かるね。
天ぷら。
ちゃんと説明もありました。
大店肥料問屋「多田屋」
干鰯・魚〆粕(肥料)、魚油(灯油)を扱う問屋さん。
ね、外観じゃ分からないし、何のためにあるのかも分からない。でもね、ここにはボランティアで説明をしてくださる方々が数人いらして、待機しているんです。その方に「説明させてくださいね❤︎」と言われ、有り難くお願いしました。
照明の関係で、写真がオレンジがかってますが、修正不能なのでこのまま載せますね。
八百屋「八百新」
手前はこんにゃくだったっけかな。
江戸東京野菜が並びます。
季節は四季いっぺんに織り交ぜてあるので、あれもこれもな感じですが、奥は亀戸大根です。手前は小松菜でしょうか。写真には写りきれなかったのですが、滝野川にんじん🥕とか〇〇ごぼう失念…、中川そらまめ、砂村ナスなど豊富な再現レベル。
しかも、この「八百新」という店は細かい設定がなされていて、店主と5歳年上の女房、それと1人息子(10歳)という家族構成。
八百屋の店内奥には、糠漬けがあったり、こんなかまどがあったり味噌も販売していたみたい。
資料館入口では、懐かしいお相撲さん「大鵬」展を開催していました。
わたくしと入れ違いで、団体さんがドヤドヤっと入ってきました。それから、外国人の姿もちらほら。ここは楽しかったな。見てよかった
商店街の公衆便所も粋ですね。
行きに気になっていたお土産屋さんみたいなところで帰りに佃煮を買いました。
美味しかったのでまた行った時に買おうっと。あのね、後から知ったんだけど、このお土産屋さんは名物ご主人女将さんが元気に経営していて、ちょっとした有名人でもありました。それでもって、佃煮は女将さんの手作りなのだそう。どうりで美味しいわけだ〔生炊シラスの佃煮〕が人気なのだとか。いやあ、確かにあったよ、生炊シラスの佃煮。買えばよかったな。
おまけでもらったシソの飴。
これも美味しかったです(^_^)
清澄白河散歩。
また来なきゃ‼️って叫びっぱなしでした。
また来なきゃな〜