百年階段(ホテル雅叙園東京) | わんたママのブログ

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話題のブーランジェリーから生まれたパン、地元に根ざしたパン屋さんから生まれたパン、工場で生産されてスーパーやコンビニに並べられたパン。どれも作り手のこだわりがあるはず!そんな気持ちを持ちながら味わって感じ取ったことをつづって行きます。パンを食べて皆で幸せに暮らしましょ!

元旦の昨日は、目黒駅近くにある「ホテル雅叙園東京」の百段階段を見てきました。



百段階段会場へのエレベーターホールに向かうと、まず、エレベーターのドアからして凄いんです。



こういうのは貝殻から出来ているのでしょうか!?



新年早々、エレベーター内の壁まで写真を🤳撮ってしまいました(笑)



1月から3月半ばまで「めでたづくし」というお題目で東京都指定有形文化財である〔百段階段〕を公開しています。



階段にはこんなふうにカウントの為の数字が表記されているので、あとどれくらい上るのかの目安になります。途中、階段右側にはいくつか部屋があり、現代活躍している作家さんの作品を展示販売していたり、今回の企画では厄を払い福を呼ぶような縁起物だったり、心を込めて作られた伝統工芸が展示されていました。


牛久の吊るし雛のお部屋に着きました。



手前は、お手玉やカルタ、百人一首に三味線、琴、書道やお茶など、昔の娯楽の様子が再現されていました。



眺めていて飽きないし、細かい動作やお人形の表情にもうっとりタイム。



近づく春への祈りを込めてつくられる吊るし飾りのモチーフは、動物や食べ物など本当に身近なものばかり。



剥いたみかんとか🍊かわいいニコニコピンクハート



狐の嫁入りシーンは圧巻でした。




また、別の部屋では全国の「てまり」が紹介されていました。この写真は〔松山姫てまり〕です。キラキラとテカリのある絹糸で幾何学模様が作られていました。



海外ではダイヤモンドボールと呼ばれているそうです。



こちらはまた趣が全く違う〔琉球てまり〕です。糸も綿のようです。色使いもはっきりとした明るい色彩で、ひと針ひと針親が思いを込めながら刺していき、娘の13歳の時に持たせるのが始まりだとか。



階段は99段まであって、途中のお部屋で福をいただきながらここまで来ました。最後の一段である百段目は上って福をもらうのではなく、自分でつかむための一段です。


「頂上の間」に入るとそこにはおみくじがありました。



棒を一つ引きますニコニコキラキラ



わたくしは90番でした。蓮です。



ふむふむ。

なるほど、豊穣の象徴なのね。泥水から経験を得て精進して見事な花を咲かせるのね、そんな人生を目指せということ!?


難しくてどうして良いかわからないな(笑)