色んな事を考えたドラマ『プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~』 | 咲羅による作品レビュー

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とある場所に連絡したら

めんどくさいことに巻き込まれたかもしれない

 

 

というわけでないけど、今回はコチラ!!

 

『プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~』

*ネタバレ注意

 

あらすじ

旅行代理店のさえない営業マン・吉村貴生は、ひょんなことから覚せい剤を打たれ逮捕されてしまう。会社を解雇され、住んでいた部屋が火事になって行く宛てのない貴生は、「プラージュ」という名の1階がカフェのシェアハウスに住み始めるが…。

 

 

色々考えさせられたね

 

こうやって

表も裏も見るから

頭ごっちゃになる

 

 

好きな女性が

上司の不倫しているのを

目撃し失恋した吉村貴生

 

この出来事により

偶然会ったお兄さんたちと

意気投合してしまい

覚せい剤に手を出してしまう

 

幸運にも1回の使用で

警察に逮捕されたことで

執行猶予となった

 

しかし

長年勤めてきた会社を解雇され

不運なことに

自宅が火事に会う

 

職も家も失った吉村は

食事つき月5万のシェアハウスに

たどり着く

 

そこはプラージュといい

1階でカフェを経営している

訳アリの人ばかりが住んでいる

シェアハウスだった

 

吉村はカフェでバイトしながら

就職先を探す

それは自分がどんな立ち位置

いるのかを確認させるものだった

 

就活は上手くいかず

ふてくされている時に

他の住民との交流が増えていく

 

そこで知ったのは

ここに住んでいる誰もが

何かを背負って

それを隠しも恨みもせず

向き合って生きていた

 

ただだんだんと不穏な空気が

プラージュの周りを包んでいく

 

 

執行猶予が2人

殺人犯が2人

再審請求中が1人

 

皆なにか訳がある

 

それも罪を犯している

 

 

そんな人たちの

生活を見ていると

同じ人間なんだよ

 

ドラマ内に

犯罪者は一目でわかる目印をつけるべき

というセリフが出てくる

 

それに

被害者遺族のことを考えると…という

言葉に対しての

人の気持ちなんて誰もわからないのに

という爺さんがいる

 

何が本当なのか

 

凶悪殺人犯を怖がることは

すごくわかるし

私自身ニュースで見てるだけなら

同じような気持ちになる

 

怖いなとか

分かるようにしてほしいとか

 

 

でも今回は罪を犯した側を見ていた

この人たちは

理不尽に巻き込まれたとも言え

 

ちゃんと罪を償い

自分の罪と向き合い

今を精いっぱい生きている

 

そんな彼らの生活を

邪魔するのは

違うのではないだろうか…

 

語彙の無い私には

説明が難しいけど

 

本作を見ると

なんとなく考えさせられる

 

 

後半に連れ暗く

シリアスになっていくけど

基本笑いで進んでいくから

重いっちゃ思いけど

そこまでではないかな?

 

ただの人間じゃんと

思うような生活してるだけだから

 

結構お勧めしたいドラマです

 

 

1話で顔見た瞬間に犯人当ててしまった……

 

 

本編コチラ↓

 

 

DVDコチラ↓

 

原作コチラ↓