久しぶりに元夫ことモラ男の話を一つ。
モラ男は小学生の頃に父親を亡くしていました。
モラ男から聞くかぎりモラ男の父もまたひどい人でした。
モラ男が小さな頃からモラ男の父は仕事はするものの酒、タバコ、浪費が酷かったらしいです。
だからモラ男は酒は飲むものの溺れるほど飲まないしタバコも一切吸わず、ギャンブルなどはしませんでした。
その点が私がモラ男に好印象を抱いた点です。
父親は、酒を飲みだすとガブガブ飲み家中を荒らす習性がありました。
家中を荒らすのでもちろん母親が怒ります。
そうすると母親は暴力を受ける。
こんな毎日を幼少期から見てきたのです。
これは可哀想。
だからモラ男は自分の父親が死ぬほど嫌いだったそうです。
こんな父親にはなりたくない。
ずっとそう思ってきたと言っていました。
モラ男は小学校ではサッカーを習い始めて
スパイクやサッカーボールを買ってもらいました。
父親には買ってもらえず母親の弟のおじさんが買ってくれたそうです。
この頃には父親は働きに行かず
母親が生計を立てるようになっていたそうです。
学校から家に帰れば家の中に父親がいるので
サッカーに行ってる間が一番心地よかったらしいです。
小学校高学年のころ
父親は急性アルコール中毒になり体はボロボロ。
神様はちゃんと見ていたのかはわかりませんが
くも膜下出血を起こしぽっくりと亡くなったそうです。
でも、モラ男は涙ひとつ出なかったそうです。
これで家の中から邪気がなくなってすっきりするとさえ思ったそうです。
こうしてモラ男は母親と弟と三人での生活が始まりました。
ここから母親もどんどん変わっていったそうです。
父親が亡くなって数年たった頃から、サッカーから帰って来ると家に知らない男の人がよく出入りしていたそうです。
お小遣いをくれる優しいおじさん。
そのおじさんが来なくなったと思ったらまた違う人。
と絶え間なく男性の出入りがあったそうです。
成長してから気づいたことだけど
いろんな人に生活費を援助してもらっていたそうです。
女手ひとつで子供を育て上げるのが母親には困難だったということです。
生活するためだったのか、ただ男性と楽しいことをしたかっただけなのかそこは不明らしいが
どんどん母親を軽蔑するようになっていったそうです。
モラ男の生い立ちにはこのような背景があったのです。
モラ男の拠り所は何もなかったのかというとそうでもない。
母親の弟、おじさんをモラ男は慕っていました。
このおじさんの影響を大きく受けてモラ男はモラ男の潜在能力を養っていくこととなります。
※これはあくまで私の推測です。
つづく
離婚する前に証拠を確実に掴むべし
もちママの離婚までの体験談(第一話)
モラ夫の奇行