【読書日記】『悩みを笑い飛ばす力』(枡野俊明) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

【読書日記】『悩みを笑い飛ばす力』(枡野俊明)。

 
「一休さんの禅的思考」。

 

本書(本文207頁)は、「読書のすすめ」さんのおすすめの一冊として拝読した一冊。

 

まず、本書の構成をリストしておきたいと思います。

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はじめに

1・心配するな、大丈夫、なんとかなる

2・今この瞬間を生き切る

3・あるがままの自分を受け入れる

4・悩み苦しむからこそ人間なんだ

5・あえて魔界に分け入る生き方もある

6・死ぬときはポックリ逝こう

おわりに

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本書の中で気になった部分を順次取り上げていきたいと思います。

 

今回は、6・「死ぬときはポックリ逝こう」から。

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「「死んで楽になりたい」は欲張り」

 

「還す場所は地獄だ。地獄に行った人を救ってあげなければ」と考えるのが禅僧の発想です。

「死んでの後も楽をする気か」は、極楽へ行って安楽に過ごそうと思うな、死んでからもまだやることはあるぞと戒めたコトバです。

仏教には全ての人を救うという大原則です。

地獄に墜ちた人を見捨ててしまっていいのか、ということですね。

放っておいても極楽に行ける人は別として、助けを必要としている人がいたら、ちゃんと助けてあげなければいけないということです。

 

(P186・187)

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(2024・4・5読了)