【読書日記】『この世に生まれてきた大切な理由』(池川 明) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『この世に生まれてきた大切な理由』(池川 明)。

 

「胎内記憶」。

 

本書(本文194頁)については、「胎内記憶」に対する子どもたちの証言を盛り込んでいるということで選んだ一冊。

まず、目次をリストしておきます。

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<プロローグ>「胎内記憶」が教えてくれる人生で大切なこと

1・私たちは「今の自分」を選んで生まれてきました

2・生まれる前からの「親子の絆」に気づく

3・だれでも「人の役に立つ」ために生まれてくる

4・あなたは何度でも新しく生まれ変わる

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自分には、「胎内記憶」があったかどうかは記憶にない。

私自身が幼いころ、経験したこと、そして覚えていること。

1・3歳前くらいだろうか、往診のお医者さまの薬が強すぎて、身体が衰弱したことがある。

2・保育園児のころ、祖母と行った、一軒家の広さのある畑で、一輪車に乗ったミカンの木箱に、眉間の約1センチ下を強打、意識不明に。

今も傷が残っている。

3・亡くなったのが5歳頃だから、そのころと思いますが、病気を克服、再発してなくなった、曽祖父の葬儀の様子(自分がどこに座り、どう焼香し、当時、隣の在所にある火葬場まで、どう歩いたか、約57年経っても鮮明に覚えています。

数えきれないほど、見送ってきたこともあり、人の生死について、幼いころから考える習性が身についた。

 

大人になってからも。いろいろありました。

病気発症もあり、死を意識したこともあります。

 

まだ、こうして生かしていただいているのは、まだこの世に生まれてきた理由を達成していないからと思っています。

 

多くの方は、ここに書かれていることに疑念を抱かれるかもしれません。

帯に書かれている言葉を読むと、本書を読みたくなるかもしれません。

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「神さまとの約束を思い出すためにいろんな出来事が起きるんだよ」

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言われてみれば、これまでの経験からか、頷ける。

確かに、人が経験できないことを数多く経験してきましたから。

 

さて、皆さまが「この世に生まれてきた理由」は何ですか?

 

(2020・7・5読了)